年上のお姉さん【キングダム】 (ページ47)

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私はワクワクしながら朝を迎えた

なぜならスペシャルゲストを呼んで王様の相手をしてもらう(私の負担が減る)という作戦を実行する日だから

廊下を歩いてある人の元へ行く

『蒙恬ーーーーーー！』

蒙恬は庭で修行していた

「お、サラじゃん。久しぶり。」

素振りをやめてこちらを振り返る

『しっかり修行してるね！』

「まあね」

『今日は蒙恬にぴったりの修行相手がいるからついてきてよ！』

「えっ今から？」

露骨に嫌な顔をする蒙恬

『そっ！今から！はい、行こうね～』

蒙恬の腕を半ば無理矢理？引っ張っていった

「(嫌な予感しかしないな～、、、)」

そうしていつもの修行場まで連れてきた

扉を開ける

すでに政が待っていた

政「修行の相手か？」

『はい、こちら紹介します蒙恬で～す。』

蒙恬「ど、どうも～(同じ年ぐらいか、、)」

『はい、こちら王様の政様で～す』

蒙恬「は？今なんて言った？」

『政様』

「その前」

『王様』

「なんでそんな大事なこと先に言わないんだよバカサラーーーーー！！」

蒙恬が政のことを知らなかったのはこの時代の王様は限られた人しか謁見できないのだ

蒙恬「失礼しました。蒙恬と申します。この度は修行相手を仕って参りました。」

片膝を立てて挨拶する蒙恬

政「硬い挨拶はよせ。年齢も近いということでサラが修行相手に選んだのだろう。」

『そうだよ。年も近いし気軽にしていいんだよ。』

蒙恬「お前が言うな！なんでサラと王様が知り合いなんだ？」

『私が剣を教えてるんだよ。今で１年くらい経つかな。』

政「今日は胸を借りるつもりだ。王だからといって変な気は使うな。」

蒙恬「なるほどね。じゃあお言葉に甘えて早速やりましょうか。」

こうして政と蒙恬の実践練習が始まった