年上のお姉さん【キングダム】 (ページ2)

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?「ようやく目が覚めた？あなた大丈夫？どこの部族？」

なにこの美少女

美少女の顔が間近にあってここは天国だと確信した

私「なんてお美しいんでしょうかああ！」

シーン

「姫様！こやつ曲者です！殺しましょう！」

「姫様！離れてください！」

摎(キョウ)「私は秦国の武将摎(キョウ)よ。あなたの名前は？」

私「サラです！先程は失礼しました！
その、あまりにも美女だったので、つい、」

摎「フフッ面白い子ね。あなたも可愛いのに。こんなところで寝てたら襲われるところだったわよ！」

ん？、ちょっと待てよ？秦国って言った？剣持ってるし皆んなごりごりの兵士だし。

あれ？もしかしてこれ、、、あれ？

私「えーっと、その、皆さんは武装して何をしてい
らしたのですか？汗」

「もちろん戦に決まってるだろ！この乱世の時代になに寝ぼけたこと言ってんだ！！」

私「で、で、ですよね～」

あの摎(きょう)で間違いない。

これキングダムなの？もしかしてキングダム？

絶対私ここで生きていけないじゃん。オワタ。

摎「ところでサラはどこの民族なの？変わった格好してるけど。」

私(制服のまんまじゃん私いい！なんて言えばいいんだよおおおお)

「えーっと内密にしていただけたいんですけど、、」

摎「よかろう。この場は私と側近だけにする。お前たちは下がれ。」

「よろしいのですか！姫様！」

摎「大丈夫でしょう。
見たところ武器も持ってないし、もし襲ってきたら返り討ちにするだけよ。」

私(こ、こえ～)
「ありがとうございます。単刀直入にいうと実は私この世界とは違う世界から来たんです。
事故で死んで気づいたらここにいたんです。」

側近「貴様なにを言ってるんだ！そんな話信じられるわけないだろ！」

私(で、ですよね～)
「でも本当なんです！私この世界のこと何も知らなくて、、ほんとにどうすればいいのか、、」

自然と涙が出てきちゃう。冷静に考えてこの状況つらすぎる。これからどうやって生きていけばいいのだろう。

摎「私はサラを信じるよ。」

側近「ひ、姫様！！正気ですか！！」

摎「まあ異世界から来たのは信じがたい話だけどこの子が嘘ついてるように見えないし。
戦で遠出するたびに色んな部族を見てそれなりに知識もあるけど、この格好は初めてみたわ。
それにこの森を服の汚れ１つなく、馬も無い状況で着くのは不可能よ。」