ストーリ19 テテside ページ19
今目の前で笑ってくれる俺の大切な子。
どれほど苦しんだのだろうか、すっかりと前より痩せてしまっていた、
まだ目は腫れてて、笑うのはぎこちない、
ジミンから聞いた時は気が狂うかと思った。
様子がおかしいのは気づいていた。
グクとはあまり連絡とらなくなり、読者様はあまり笑わなくなった、
グクに聞いてもなんでもないですと言うばかりで、読者様は何も言わない、
だから話してくれるまで待とう思った、
それが最悪の事態を引き起こすなんて思ってなかったんだ、
読者様が死のうとするなんて、
完璧に俺のせいだ、もっと気にかけてれば
クリスマスの日に読者様からもうダメかもって連絡が来た時、嫌な予感がしたんだ、
そして、今の状況となってしまった、
もしジミンが助けに行ってなかったらどうなってたのかと考える、背筋が凍った、
どうしてもっと前から、話を聞かなかったのか。強引にでも聞けば良かったのに、
前と同じ思いをさせないように読者様を守ってきたつもりだったのに、肝心な時に役に立たない俺に腹が立つ、
もう、絶対読者様の心を壊したくない、
今は笑ってるけど、けどただのカラ元気なのは見ててわかる、
俺は読者様に辛い時助けて貰った、その時から一生読者様を守ると決めたんだ、だからもう絶対次はヘマはしない、
何があっても守ってみせる、それが誰が相手になっても、
ただ、グクお前だけは違うと思ってた、
何より信頼していた、どうしてこうなったんだ、何がお前をそこまで追い詰めたんだ、
どうしてもグクがそんな行動をとるとは思わない、あんなに読者様が好きだと言うのは誰がみても感じるだろう、
あいつは本気で読者様を愛していた、それは本当だ、
グク、今何してるんだ、お願いだかれ読者様の元に戻ってきてやってくれ、
じゃないと奪われても仕方ないぞ、
ライバルは近くにいるからな、
いつかまた5人揃う時は来るのか、分からないけど少なくとも俺はそういう日が来て欲しいと思う
読者様には悪いけど、グクも大切な友達だ
だけど誰がなんて言おうと読者様を最優先だけどな！
おかしいって言われてもいい、俺が守りたいんだ！
だから読者様、
消えて無くならないでくれ、俺も、サラも、ジミンもお前がいないとダメなんだから、
テテ『.....必ず、守るから』
小さく呟いた、テテの声は
強い決心をした、
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作者名：りーまる | 作成日時：2018年10月23日 21時
