その好意、一方通行です［BTS］

70. ページ21

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A side




『んっ…』




目を開くと見慣れない部屋

……そういえばジンさんがおんぶしてくれて…






YG「あ、起きた」

『ユンギくん…。え、あ、ごめんなさい！』






ずっとユンギくんの肩にもたれていたことに気づき、すぐに謝罪をする

寝るつもりじゃなかったのに…





YG「もう大丈夫か？」

『だ、だいぶマシになりました…』

YG「そうか」





と、優しく頭を撫でられる

え？ユンギくん？？本物？？夢じゃなくて？？


こんな優しいユンギ君初めてでは？惚れてしまいますけど？






JK「A、大丈夫？」





ボーッとしてるとぐぅが私の前にしゃがみ、心配そうに尋ねてきた。今にも泣きそうな顔だ。






『大丈夫。もう平気だよ』

JK「よかった…」

TH「Aちゃーん！俺、死んじゃうのかと思ったよー！！」

『そんな大袈裟な…ちょっ、テヒョンさん！』







うわーん！と嘘泣きをしながら私に抱きついてくるテヒョンさん。

重い。苦しい。めんどくさい。






JK「ヒョン！！Aから離れてください！」

TH「わっ！」

JK「Aはしんどいんですから、ダメです！」








と、テヒョンさんを引き離し、怒るぐぅ

ぐぅ…見直したよ…








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