その好意、一方通行です［BTS］

08. ページ9

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TH side





うーん…グクはあの子と好きなのかな






五限目も六限目もそのことばかりでずっと上の空だった








お昼にジョングギを1人置いて屋上から出て行った女の子は俺たちをチラッと見て階段を降りて行った


珍しいなぁ…俺たちに声をかけずに過ぎ去る子は








それにあのジョングギをおいて帰るなんて








JM「テヒョナー、先に下駄箱に行っといてー！」

TH「あ、オッケー！」









もう帰りのHR終わったんだ

気づかなかった






俺は鞄を持って教室を出る









TH「あーーー！！！！」






下駄箱に向かう時見つけた









「テヒョン君どうしたの？w」

「可愛いぃぃww」









周りの女の子たちの声を無視して1人の女の子に走りよった









TH「ねぇねぇ！」

『……何か』






その子は俺を冷ややかな目で見てきた








TH「さっき会ったよね！？」

『…は？』

TH「え？」

『人違いじゃないんですか』









じゃあ、と言って俺から離れていく


マジか………









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