その好意、一方通行です［BTS］

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YG side








YG「じゃあ、住所カトクで送っといたから」

『ありがとうございます』








授業が終わってからのこの時間いつもだらだら喋る

なんだかんだで話が合ってついつい長引いてしまうんだよな









YG「未だに彼氏出来た報告されてないけど大丈夫か？」

『それユンギ君もね』

YG「俺はいいんだよ」








授業が終わると先生呼びから君呼びになるのはいつものこと





それにしてもこいつ顔はいいのに

口の悪さと性格難ありだけどな









『年上がいい』

YG「…あぁ、確かにぽいな」

『ユンギ君付き合いましょう。』

YG「全力で断るわ」









さすがに高校生に手を出すのはヤバイだろ

ジニヒョンじゃないんだから









『えぇ……』

YG「残念ながら俺はお前みたいなガキに興味はねぇよ」

『自分だってまだ学生じゃないですか』

YG「俺は大学生だからな」







ふっと俺を鼻で笑った








『私に張り合ってるようじゃまだまだガキですよ』

YG「何だと？」

『痛い痛いっ、ごめんなさい』









頭を掴むと大袈裟に痛がる

いじめてるみたいじゃねえか。









YG「もうこんな時間かそろそろ帰れよ」

『はーい』






『じゃあ、ユンギ君、また明日ね』

YG「あぁ、また明日」









あいつを教えるのをいいなと羨ましがるバイトはいるがあいつに付き合えるのは俺だけだと密かに思っている



それは口が裂けても絶対言わねえけど。









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