Jr.と恋しよっ？～短編集～ (ページ4)

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相合傘でドッキドキ！？ページ4

愛美「あーあ、傘持ってないのに…。
　もういいや！走って帰ろ」

ギュッ(腕を掴まれる)

愛美「えっ？織山くん？」

そこにいたのは同じダンス部の後輩の織山尚大
くんだった。

織山「これ、使ってください？」

愛美「えっ、でもこれ織山くんの」

織山「家近いんで少しくらい大丈夫なんで」

愛美「ダメだよ。
　少しでも結構雨降ってるから」

織山「じゃあ、一緒に帰りましょ？」

愛美「えっ？ちょっ、織山くん？」

愛美「ごめんね？織山くん。
　好きでもない人と相合傘なんて」

織山「謝らないでください。
　謝られるよりお礼言われる方が
　嬉しいんで」

愛美「ありがとう。」

織山「それに、好きでもない人って
　愛美先輩が勝手に決めつけただけ
　じゃないですか」

愛美「どう言うこと？」

織山「僕、愛美先輩のこと好きですよ？」

愛美「へっ？」

織山「だから、今日雨でよかったです。
　愛美先輩が傘忘れてよかったです」

愛美「えっ！？」

織山「ふふ。ですから、
　愛美先輩が好きなんです。だから
　僕と付き合ってくれませんか？」

愛美「っ！！はい」

織山「やったぁ！」