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『ね、その真っ赤な顔、100億倍かわいいよ』
くすりと笑って、赤く染った頬をつんつんとつつく。
“ かわいい ” という褒め言葉を好きな女の子から言われるのは嬉しいことなんだけど、やっぱり男としては複雑だ。
やられっぱなしなのも悔しいから、ユイイツ勝てる力技で持っていくことにした。
「……そうかな、」
とん、と押すといとも簡単に倒れてくれる身体。
驚いたように、目を丸くして、次第にあわあわとし始める。
『龍斗くん？』
俺の身体を押して脱出を試みようとしているけど、そんなか弱い力じゃ、動くわけないでしょう？
年下だからってナメてると痛い目に合うんですからね！
「ふふ、焦ってるAさんかわいい」
『っ、やだ』
「ほんと、かわいいよ？」
大人になって可愛い可愛い言われる時代は終わった！と豪語する彼女には、“ かわいい ” は相当なパワーワードなようで。
じたばたとしながら、小さな手で赤くなった顔を隠す。
『……龍斗くんのばか！かわいくないぞ！』
「褒め言葉として頂戴します」
さっき彼女にされたように、ちゅっと唇を奪って、
お誘いの意味を込めて無防備に曝された首元を指でなぞった。
「俺、かわいいですか？」
『……、可愛くなくて、かっこいい』
その言葉を皮切りに、残りの3つのボタンを外した。
あ、待って！お風呂入らせて！という彼女の言葉は無視だ無視！
かわいくない俺は、言うことなんて聞いてやんないよ？
.
終わり
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
