いわさき ページ24
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がこん、と子気味よく音を立ててカゴの中に吸い込まれていくスチール缶。
買うものリストにはなかったそれに、ぱちくりと数回瞬きをした。
『大昇、何持ってきたの？』
「チューハイいくつか、……好きでしょ？これ、」
『うん、好きだけど、今日は飲むつもりないよ？』
グレープフルーツ、レモン、と的確に私の好みを抑えたチョイス。
さすが、……だけど、未成年の彼がこれを抱えて来たのはよろしくない。
『ダメでしょ、誰かに見られたらどーすんの？』
「知らない人は俺の事未成年だなんて思わないよ」
『……確かに、』
「納得するんだ」
ふふふ、と笑う彼にはっとさせられる。
大人っぽい容姿、言動から同い年くらいだと錯覚しそうになるけれど、
私よりも数個下、現役高校生な彼。
『とにかく、大昇の前では飲まないから！』
「じゃあ戻してこよっか？」
『ダメだってば！』
いたずらっぽく笑って、冗談だよ、と私の隣に並ぶ。
わざわざ戻るのも面倒だし、買うだけ買ってしまおうとレジへと向かった。
*
『結構買ったね』
「ね、晩御飯楽しみだな〜！」
『ハードル上げないでくれませんか！』
ごめんごめん、と手を合わせて、
お詫びに持つよ、と買い物袋をひったくった。
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
