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___『み、瑞稀くん？』
一言も発さずに、私の手を引く瑞稀くん。
ずっと不機嫌なままなのに、
繋がれた手はしっかりと指を絡められてるし、歩調は私に合わせてくれてるし、
怒ってる訳では無いんだろう。
『拗ねてる？』
「……別に」
『今日、私張り切りすぎちゃったかな？……久しぶりに瑞稀くんとデートで嬉しくて、』
ごめんね、と瑞稀くんの方を見ると唇をきゅっと噛んでいる。
「……俺こそ、ごめん。俺やっぱり子供っぽいよね」
Aは、もっと、大人っぽい余裕のある男がいい？
立ち止まった瑞稀くんが俯いて、不安そうな声を漏らした。
『瑞稀くんは、もうちょとっ幼い同い年の女の子がいい？』
「ううん、そんなことない」
ふるふると首を横に振って、Aじゃないと嫌、。
わたしも、そうなのに、瑞稀くんには伝わってない？
『よかった、……私も、瑞稀くんじゃないと、やだ』
大人のフリして作り上げた余裕も、私の好みとはちょっとズレた大人っぽい服装も、要らないみたい。
「……ほんと？」
『ほんとだよ、瑞稀くんが一番好き』
「じゃあ二番は？」
なんて、意地悪く笑った瑞稀くん、やっといつも通りに戻った。
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
