いのうえ ページ15
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お気に入りのワンピースに、新しく買った少しヒールのあるパンプス、
彼がカワイイ系よりキレイ系が好きだっていうから、好みに合わせて。
でも、それが裏目に出たみたい。
「みずっくん、こんな綺麗なお姉さんいたなら教えてよ！」
「瑞稀くん、お姉さん何個上？」
「Aさんっていうんですね！」
どストレートに綺麗、と言われて思わず緩みそうになるのをぐっと堪えた。
……危ない、瑞稀くんに怒られる。
すっかり、私を瑞稀くんの “ お姉さん ” と勘違いする、高橋くん、作間くん、猪狩くん。
一度会ったことのある橋本くんは、瑞稀くんの様子をチラチラと心配そうに窺ってる。
童顔な瑞稀くんと大人っぽい、というか実際大人(年上)な私。
姉弟に間違えられることもしばしば。
その度に、瑞稀くんは、
「Aさん、彼氏いるんですか？」
『あ、えっと、ね？』
「A、」
不機嫌そうな顔と声の瑞稀くんに腕をぐっと引かれ、捕えられる。
「Aの彼氏は俺なんだけど」
「「「え？！」」」
『へへ、……彼氏は瑞稀くんです』
ギョッと目を見開く三人が、慌てフォローをし始める。
「あ、あんまり似てないもんね！」
「なんか姉弟にしては、雰囲気が良いな〜って思ってたんだよ！」
「よく見るとみずっくんとAさんお似合いですよ！」
高橋くんを睨みつけて、もう帰る、と一言。
帰ったらどうなるか、……先が思いやられます。
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
