さくま ページ31
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『しあわせ〜！』
そんなことを言って、ぎゅっと俺に抱き着く彼女。
彼女がこうなったのは数十分前だ。
___「Aさん？どうしたの？」
がちゃんと鍵が開く音がしたのに、一向にリビングにやってこない。
勝手に読んでいた漫画を机に置いて玄関に向かう。
『……龍斗くん、だ』
「おかえり……？」
靴も脱がずに立ち尽くして、固まっている。
もしかして、勝手に家に入ったのまずかったかな？
一応合鍵をもらって、いつ来てもいいよ！と言われていたけれど、彼女に連絡を入れておいたけれど。
『……龍斗くんのスニーカーがあったから、疲れすぎて幻覚が見えてんのかと思った』
「おつかれさま、です」
両手を広げて彼女を迎え入れる準備をすると、勢いよく飛び込んでくる。
小さな身体を支えることなんて、容易いからどうってことないけど。
『……家に帰ったら龍斗くんがいるなんて』
噛み締めるようにつぶやいて、首に回された腕の力が強められる。
力強く抱きしめてくれるのは嬉しいけど、
『しあわせ〜！』
「ギ、ギブ！首締まってます！！」
『……あぁ、ごめんね？』
つい、うっかり、とへらりと笑う彼女を見たら、
このまま絞め殺されても悔いはなかったんじゃないか、と少々(かなり)物騒な考えが頭に浮かんだ。
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
