83 救世主 ページ33
サッサッサ
よし!クルドさんから幹部からの命令優先でとりあえず掃除と言われたので廊下で掃除をしていた。…日頃から綺麗にされてただろうからすぐ終わったけど。
ちなみにクルドさんに頼みまくって呼び方はなんとかさん付けまで妥協してもらった。流石にあのままは…ね。
やることないしどうしようかな、と思っていると近くから声が聞こえた。
鬱「なあ?ええやろ?俺の部屋来てや。」
鬱先生?気になって思わず声の方へと近づく。
するとそこには、ナンパ?している鬱先生と仕事中であろうメイドがいた。
とりあえず助けようと声をかける。
『あの、鬱…様。そのメイドを無理矢理自分の部屋へ連れ込むのは止めていただきたいのですが。』
そう言うと鬱先生はヘラヘラとした笑顔でこちらを見た。
鬱「Aちゃんやん!メイド服似合うなぁ、可愛いで。俺に様付けまでして…立派にメイドさんしとるんやなぁ。あ、でも今は無理矢理じゃなくてちゃんと許可してもらってるで?」
え?
驚いてメイドを見ると、嘘を吐いている様子もなくコクコクと頷いていた。
…仕事中になにやってんの?
『申し訳ないのですがこのメイドは今、仕事中でございます。仕事が終わってからなら好きにしてよいですが、私はなったばかりとはいえ副メイド長ですので。この状態を許可するわけにはまいりません。』
鬱「うーん、そっかぁ。」
鬱先生はそう言って少しメイドから離れた。
諦めたかな？
そう思ったのも束の間、突然私の肩に手を伸ばし、引き寄せてきた。
『え?』
鬱「ならAちゃんにするわ。今、仕事なさそうやし。あ、もしかしてさっきのも嫉妬?ホンマかわええなぁ。代わりに楽しませてぇな。」
怖い。この人、一人でなに言ってるの?
私を引きずるようにしてズンズンと部屋へ向かっている鬱先生に恐怖心を覚える。
ナイフに手が届かないし…どうしよう。
そう思っていると突然鬱先生の手が離れた。…喘ぎ声と共に。
鬱「あぁん!」
トン「…仕事中、しかも嫌がってるAに何してるんですかねぇ?自分の書類もしないで。もう一回この粛清剣でケツしばいてやろうか?ああん?」
『トントン様…。』
鬱「ﾋｪ!…僕これからペン習字教室があるんで失礼しますー!」
鬱先生が逃げ出したのを見届けてトントンさんが私に視線を移す。
トン「大丈夫か?怖かったやろ?ゴメンなぁ、大先生が。ちゃんと粛清しとくから心配せんでええで。」
トントンさんが微笑んだのを見て、思わず涙ぐんだ。
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こすもす姫 - ＫＺファンさん» きっと、娯楽姫だからですね!余裕で宙を舞ってからの着地が出来るんでしょうね!…チートですな。 (2019年1月27日 20時) (
レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＺファン - 夢主ちゃんの身のこなしが凄い！！！ (2019年1月27日 17時) (レス) id: 7d84edeee2 (このIDを非表示/違反報告)
*コノハナ サクヤ* - 本当ですか！？ありがとうございますm(__)mええ、載せれなくても構いませんよー！けど、一応載せ方調べておこうかな？(-_-)では、早いうちに(*^_^*) (2019年1月15日 0時) (レス) id: d37be746f7 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす姫 - *コノハナ サクヤ*さん» ありがとうございます!いやあ、夢主ちゃんのイメ画描こうと思っても下手で描けないんですよね…。描いてくださるならお願いしたいんですけど私、画像の載せ方が分からないので公開は難しいかもです、ごめんなさい。それでも宜しいならぜひ、お願いします! (2019年1月14日 8時) (レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
*コノハナ サクヤ* - お、お、面白過ぎる…！夢主ちゃんのイメ画が描きたくなりました(笑 )良いなら描かせて貰いたいです！無理はしない程度で更新頑張って下さいね！ (2019年1月13日 21時) (レス) id: d37be746f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こすもす姫 | 作成日時：2018年12月28日 20時
