77 舞台はここから ページ36
触手同士の戦いを見てると、
｢触手の数を減らしその分パワーとスピードを集中させた｣
頭に捩込まれる奴の声。
｢単純な子供でも操りやすい｣
中学生を単純とか言ってくれるね。
｢片や君は全身膨れてますます動きが鈍ってきた｣
腫れる触手に余裕こいてんじゃないよ。
｢"心臓"を破壊するのも時間の問題だ｣
どこまで死亡フラグ立てれば気が済むんだこのカス。
てか今さりげなく最大の弱点言ってたよね?
｢まじかよ…あの爆破はあの2人が仕組んでたとは｣
皆が事情を聞いたみたい。
｢でも押されすぎな気がする。あの程度の水のハンデはどうにかなるんじゃ?｣
…そろそろ、かな。
｢水だけのせいじゃねー｣
｢寺坂…!｣
待ってましたよ、寺坂君。
｢力を発揮できねーのはおまえらを助けたからよ。見ろタコの頭上｣
｢!!｣
皆が驚く。
確かに、あの状態は本気でヤバい。
｢あいつらの安全に気を配るからなお一層集中出来ない｣
珍しく解説役に回る、
｢あのシロの奴ならそこまで計算してるだろうさ｣
こいつの姿を見て気付く。
｢恐ろしい奴だよ｣
…あんたはもう、決めてたんだね。
この時点で、覚悟を。
｢のん気に言ってんじゃねーよ寺坂!!原たちあれマジで危険だぞ!!｣
…のん気じゃ無いよ、前原。
｢おまえもしかして…今回の事全部奴等に操られてたのかよ!!｣
｢…フン｣
暫しの沈黙の後、
｢あーそうだよ。
目標もビジョンも無ぇ短絡的な奴は…頭の良い奴に操られる運命なんだよ｣
寺坂は堂々と言い放つ。
完全に開き直った姿で。
｢だがよ｣
でも＿＿＿＿
｢操られる相手ぐらいは選びてえ｣
＿＿＿＿その開き直りは、良い開き直り。
｢奴等はこりごりだ。賞金持って行かれんのもやっぱり気に入らねぇ｣
あんたの舞台はこっからだ。
｢だからカルマ!!テメーが俺を操ってみろや｣
まだ計画は終わりじゃない。
｢その狡猾なオツムで俺に作戦与えてみろ!!
カンペキに実行してあそこにいるのを助けてやらァ!!｣
一枚噛ませてよ、その作戦。
｢良いけど……実行できんの俺の作戦?死ぬかもよ｣
試すようなカルマの表情にも臆せず、
｢やってやンよ。こちとら実績持ってる実行犯だぜ｣
寺坂は堂々と歩き出した。
＿＿＿＿＿＿＿＿まぁ、
｢え。まだ作戦考えてないけどもう行くの?｣
｢え、あ、うん。まだなの!?｣
漫画通りにオチはしっかり付いたけど。
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ソウルビート(プロフ) - 日野谷さん» …ありがと〜。 テスト編どうやって展開させようかな〜。あはは…。 やる事は決まってるんだけどね〜…。 (2015年8月10日 20時) (
レス) id: 8df022a000 (このIDを非表示/違反報告)
日野谷(プロフ) - 夢主ハピバ!!!ソウルちゃん更新頑張って!! (2015年8月10日 20時) (レス) id: 4bd96e662b (このIDを非表示/違反報告)
ソウルビート(プロフ) - …えー皆様…。プール編超グッダグダな展開になってしまって本当にごめんなさい(;_;) それでも私はこの小説を書きつづけるので宜しくお願いしますm(__)m (2015年8月9日 18時) (レス) id: 8df022a000 (このIDを非表示/違反報告)
ソウルビート(プロフ) - いりあさん» 小説なんて大体妄想ですよ妄想。行き当たりばったりは私もよくやりそうになりますww (2015年8月3日 22時) (レス) id: 8df022a000 (このIDを非表示/違反報告)
いりあ(プロフ) - ソウルビートさん» 私の小説は妄想と行き当たりばったり状態ですからw (2015年8月3日 22時) (レス) id: 86afaf8bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソウルビート | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/beat4101
作成日時：2015年7月14日 17時
