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パソコンを弄っていた手を止め、背凭れに体重を預けると、達成感が私の中でいっぱいになった。
今日も定時ぴったりに仕事を終わらせることが出来た。
後ろからはまだカチカチと音が聞こえる。
あの三人はあの後、一度も接触してはこなかった。
…そういえば、何故彼らは私に嘘をついたんだ?いや、正確に言えば、私に関わってきた理由か。
休憩が終わってからも私に関わってこなかったということは…一度だけでも私に接触することに意味があった?
いくら自分の中で思考を巡らせても、自分だけの考えではそれ以外の考えが出てくることはほとんどないし、本人達に聞かない限り他人の考えていることなんて分かるはずもない。
だからといって名前も知らない人に、どうしても気になっていると言うほどじゃない事を聞く気は全くない。
さっさと出て、いつもの場所へ行こうと立ち上がる。
?「あ、ちょっと待ってや。遠野さん、頼みたいことがあるんやけど。」
『…何でしょうか。オスマン部長。』
私は不満さを隠す気もなく、返事をする。
この人にはそんなことを隠したところで直ぐにバレる。だったら隠すだけ無駄だ。
オス「えらい機嫌悪そうやな〜。この書類、明後日までにやっといてもらえるか?」
予想していた通り、数枚書類を手渡される。
というか、この人がそれ以外で話しかけてくることは全くと言っていいほど、ない。
何故私にまわってくるのかは分からないが、誰かがサボっているんだろう。
迷惑でしかない。私が寄りたいところに寄れなくなる。
仕方なく席にもう一度座ろうとすると、止められた。
オス「ああ、明日点検するらしいから会社休みなんは知っとるよな?だから今日は、皆定時で帰ってほしいそうなんよ。」
『…つまり?』
オス「家でやってな!」
満面の笑みでそう返され、かなり腹が立ったがなんとか抑える。
『分かりました、さよなら。』
今日はあそこに寄れないな。
私は早足でドアに近寄り、力強く押した。
―――――――――――――――
お星様が赤くなってる!?
うわあ、すごい…。自分の作品じゃないみたいです。
お気に入りもたくさんいらっしゃって…皆様、本当にありがとうございます!!
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こすもす姫 - 志麻セン寄りのcrewさん» 一気にお読みになられたのですか!?スゴいですね!面白いだなんて…ありがとうございます!!続編…少々お待ちを。 (2019年6月8日 11時) (
レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - とっても面白いので一気に読んでしまいました！続編心から待ってます！(？)更新頑張ってください！ (2019年6月7日 22時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
こすもす姫 - ぐとさん» お優しいお言葉!!!嬉しいですありがとうございます。無理しない程度、ですね!了解です!お心遣い感謝いたします!代わりといっては何ですが、コメント返しは24時間経つ前に確実にいたしますので…! (2019年5月31日 20時) (レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
ぐと(プロフ) - 大丈夫ですよ！此方は見させてもらっている身ですし、何より気侭にやって行って欲しいなと思っていたので！無理は禁物！です！ (2019年5月31日 12時) (レス) id: 8d62b8c277 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす姫 - 珈琲まめさん» ﾜｱｱｱｲ!!!!何時もありがとうございます!!!!赤いマフラーの彼、ですか…。んふふ、なんと言ったんでしょうね?ふふふふふ…。 (2019年5月9日 18時) (レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
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