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…やっと、終わった。
人工的な光に照らされた部屋で、机に突っ伏す。
別に提出は明後日だから、休みである明日に仕事をやればいいのだろうが…その日に任された仕事はその日の内に終わらせなければ気がすまない。
そんな面倒くさい性格のせいで苦しむことが多々あるが、人間はとんでもないほどのきっかけがなければ性格なんて変わることがないため、早々にこの性格は諦めている。
疲れた…。普段は仕事がなければ早く寝る。だからこそ、いつもより長い間起きて仕事をするとかなりのダメージが来るのだ。
早めにお風呂にも入ったし、もうこのまま寝てしまおう…。
寝室へと向かうため、立ち上がる。
その瞬間、突然電気が消えた。
…停電?
そんな考えも直ぐに打ち消される。
微かに、風が吹いた。
私はゆっくりと、風が入ってきているであろう場所へ目を向ける。
すると、そこ…窓には一人の男性が立っていた。
しっかりと閉めていたはずの窓は、何故か開かれ、カーテンは私へ向かって靡いていた。
男性は黒い帽子を被り、同じく黒いマントを羽織っている。
そんな黒ずくめの姿に、金色の髪が覗く。
私はその金髪に見覚えがある。最近ではなく…少し昔に、よく見ていた。
男性は窓から降り、部屋の床へと足をつく。
そして、帽子を取った。
金髪がよく見えるようになり、眼鏡をかけていることが分かる。
その眼鏡の奥には、鮮血のような赤い瞳が輝いていた。
私は夜だということも気にせず、叫ぶ。
『グルッペン?…一体、何をしているの!?』
男性…いや、グルッペンは、その言葉にニヤリと笑った。
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こすもす姫 - 志麻セン寄りのcrewさん» 一気にお読みになられたのですか!?スゴいですね!面白いだなんて…ありがとうございます!!続編…少々お待ちを。 (2019年6月8日 11時) (
レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - とっても面白いので一気に読んでしまいました！続編心から待ってます！(？)更新頑張ってください！ (2019年6月7日 22時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
こすもす姫 - ぐとさん» お優しいお言葉!!!嬉しいですありがとうございます。無理しない程度、ですね!了解です!お心遣い感謝いたします!代わりといっては何ですが、コメント返しは24時間経つ前に確実にいたしますので…! (2019年5月31日 20時) (レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
ぐと(プロフ) - 大丈夫ですよ！此方は見させてもらっている身ですし、何より気侭にやって行って欲しいなと思っていたので！無理は禁物！です！ (2019年5月31日 12時) (レス) id: 8d62b8c277 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす姫 - 珈琲まめさん» ﾜｱｱｱｲ!!!!何時もありがとうございます!!!!赤いマフラーの彼、ですか…。んふふ、なんと言ったんでしょうね?ふふふふふ…。 (2019年5月9日 18時) (レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
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