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翌日。
部長に任された書類をしっかりと提出し、いつも通り休憩時間まで集中して仕事をする。
やっぱりいつも通り、グーンと伸びをすると、突然着信音が鳴った。
それは耳に慣れた音で、嫌な予感がしながら画面を見ると〈キヨ〉という文字が。
…コンビニで昼食買うし、カバン持って出ようかな。
私はカバンを持ち、立ち上がる。
耳にスマホを当てながら歩き、部屋を出たと同時に通話ボタンを押した。
キヨ《お、やっと出た。》
『もしもし、くらい言え。』
キヨ《もしもーし。》
『今言ったって意味ないし…。で、何の用?』
つまらない茶番をし、用件を訊く。すると、キヨの声が一層大きくなった。
キヨ《何の用って、お前なぁ!!俺はわざわざお前の為にかけてやってんだべ!?》
思わず首を傾げる。
『私の為…?どういうこと?』
キヨ《ヒラに言われたんだよ!!Aが用事あったらしいから電話くらいかけろって煩かったから、優しい俺が行動してやってんだぞ!?》
ああ…そういえばヒラさん、キヨに伝えとくって言っていたな。というか、煩かったからって…その言葉のあとに優しいがくるのはおかしい。
別に用事があったわけではないが、ついでに私は言いたいことを言おうと口を開く。
『へーそうなんだ。それよりも、キヨ。私を疑うのは勝手だけど、他の人に迷惑かけないように!!ちゃんとうっしーさんとガッチさんに謝っといてね。』
キヨ《はあ!?二人とも普通に協力してくれたしー。つーか、A!!お前まだ取り調べは終わってねーんだからな!明日も警察署来い!》
『無理!!明日も仕事なの!!昨日はなかったから良かったけど、ある日は無理だって知ってるでしょ!?無い日に行くから!』
キヨ《有休とれよ!!》
『そんな私情に有休なんて勿体ない!!それに時々残業したりするから、その分の手当が出る場合があるの!』
キヨ《…そんなに金欲しいなら、俺だって手伝うよ。》
キヨが急に静かになって、そんな提案をしてくる。…もうこれで、何度目だろうか。
『別に、いい。生活がきついわけじゃないから。どうしようもなくなったら、頼るから。何度も言ってるでしょ?望まれてないんだって。そういうの。』
キヨ《何か起こってからじゃ、おせーんだぞ。》
『もちろん、理解してるよ。じゃあね。』
そう、一方的に通話を切った。
…私より正しいあの人がそう言ってるんだ。これがきっと、正しいんでしょ?
スマホをカバンに仕舞ったとき、背後のドアが開いた。
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こすもす姫 - 志麻セン寄りのcrewさん» 一気にお読みになられたのですか!?スゴいですね!面白いだなんて…ありがとうございます!!続編…少々お待ちを。 (2019年6月8日 11時) (
レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
志麻セン寄りのcrew - とっても面白いので一気に読んでしまいました！続編心から待ってます！(？)更新頑張ってください！ (2019年6月7日 22時) (レス) id: e4b55a25ee (このIDを非表示/違反報告)
こすもす姫 - ぐとさん» お優しいお言葉!!!嬉しいですありがとうございます。無理しない程度、ですね!了解です!お心遣い感謝いたします!代わりといっては何ですが、コメント返しは24時間経つ前に確実にいたしますので…! (2019年5月31日 20時) (レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
ぐと(プロフ) - 大丈夫ですよ！此方は見させてもらっている身ですし、何より気侭にやって行って欲しいなと思っていたので！無理は禁物！です！ (2019年5月31日 12時) (レス) id: 8d62b8c277 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす姫 - 珈琲まめさん» ﾜｱｱｱｲ!!!!何時もありがとうございます!!!!赤いマフラーの彼、ですか…。んふふ、なんと言ったんでしょうね?ふふふふふ…。 (2019年5月9日 18時) (レス) id: 05a24f2a78 (このIDを非表示/違反報告)
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