別にソーユウのじゃない ページ36
A「よし！これで完璧」
グリム「？何してるんだゾ、カタカナ」
鏡の前で私は満足げに笑った
グリムは私の体をよじ登り肩にぶら下がった
私は鏡越しでグリムと目を合わせた
A「隠してるんだよ、コレを」
グリム「これは…眼帯？」
A「正解♪」
右目に小さめの瞳に会った大きさの黒い眼帯を付け、首は包帯をグルグルと巻いている
そう、突如現れたコレらを隠すため私は包帯と眼帯を買ったのだ
A「これで刀を振れば私も料理上手で格好良い神様になれるかな」
グリム「？」
A「ごめん、何でもないよ」
不思議そうなグリムに笑いかけ、私は鏡の前から立ち去った
因みに髪はどうしようもないので、目を覚ましたら既にこうなってたと言うしかない
皆はどういう反応をするかなとドキドキしながら、私は雄英に向かったのだった
・・・
いつもより少し遅めの時間に私は教室前に立っていた
皆はもう教室に居るであろう時間帯
私は息を吐いて、覚悟を決めて扉を開けると…
A「お早う御座いま〜す！」
「「「扉歪見/Aちゃん 復帰早ぇええ！！」」」
グリム「ふなあ！？」
全員の視線が私に集中し、綺麗なハモリが教室に響いた
私は驚愕に固まっていると、皆は駆け足で私のもとに集まってきた
切島「心配したぜ扉歪見！本当に生きてて良かったぜ…！！」
A「え、私何時の間にか死んでることになってたんですか」
上鳴「いやーそれにしてもお前スッゲエ変わってね？髪とか眼帯とか首とか。あ、もしかしてちゅうｎ」
A「思春期特有の心の病気じゃないですから止めて下さいその目」
蛙吹「元気そうで良かったわ、Aちゃん」
A「ご心配をおかけしたようですみません」
やんややんやと騒ぐクラスメイトたち
質問攻めが終わるころには私はすっかり疲れ果てて机に沈んでいた
因みに、質問は一個も真面に答えていない
ブスブスと物言いたげな視線が前と後ろから突き刺さる中
私は後にしてくれと内心言って、瞼を閉じたのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 362人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るる - USJ事件７で尊死した〜〜〜大好きです!!!!!!!!!! (2021年8月16日 21時) (
レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 雪華懲りてないなぁ笑 (2021年8月6日 21時) (レス) id: 4d0c4a0419 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - USJ事件6 の 薔薇の「木」が「気」になっています。 わざとなら良いのですが、間違えなら読みずらいので直して欲しいです。 (2021年5月17日 16時) (レス) id: 95792ea870 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - ツイステ側側が呼ぶ主人公の名前が全て（レイ）となってます！レイで固定なら（）外した方が読みやすいかもです、！お話はとても好きなので頑張ってください！ (2021年3月9日 22時) (レス) id: 33da7caed5 (このIDを非表示/違反報告)
kk - USJ事件8に夢主さんのことをフロイドが「クリオネちゃん」と呼ぶシーンがありますが、オルトも同じあだ名なので変えた方がいいかと思われます… まだ最後まで見れていないのですがお話の展開がとても面白く、先の展開がすごく気になるので見てきますね(( (2021年3月3日 21時) (レス) id: 0c7709456a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ワンダーさん | 作成日時：2021年2月9日 19時
