87 死柄木創【オリジン】 ページ37
?「君が...轟Aちゃんかい?」
『.....だ....れ...』
スーツを着た男の人が私の目の前に現れた。話しかけたのに答えようとするがかすれた声しかでない。でもその男の人は私の前に膝を立てて座り優しく抱きしめた
『.....え.??』
?「辛かったね轟Aちゃん。ヒーローが助けてくれるどころかそのヒーローが君を痛めつけた。痛くて辛くて苦しくて、助けてほしくても誰も助けてくれなかった....」
心がホワホワする
この人は私が心に内に思っていた事を的確に言う
?「何がこんな世の中にしてしまったんだろうね?」
『....わか...ん...な...い』
?「その答えが知りたかったら僕と一緒に来るといい。なぁに心配は何も要らないさ。"もう大丈夫、僕がいる"」
この言葉に一体どれだけ救われただろうか
見ず知らずの私を連れ帰って"先生"は色んなことを教えてくれた
この勉強やヒーロー社会のこと
どんだけ質問しても先生は顔色ひとつ変えず私の問に答えてくれた
弔ともここで会った
この子も私と同じようにヒーロー社会に虐げられたらしい
仲良くなるまでそう時間はかからなかった
先「死柄木創」
『しがらき...はじめ?』
先「君の名前だよ！轟Aって名前はもう嫌だろ？」
『うん...』
先「創める...轟Aという存在は捨てて新しい人生を今、"創める"んだ」
『それじゃ"始"でもいいんじゃ？』
先「君はこのヒーロー社会が嫌いだろう？」
『うん、いつかぶっ壊すよ』
先「それだけじゃあダメなんだよ。壊したあと新しい社会を創らければならない、心地よい社会をね」
『うん....』
先「弔が全て壊し、君が全てを"創りあげる"んだ。」
『......死柄木は？』
先「私の苗字」
死柄木創:オリジン終了
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『あ"あ"あああ！！』
外典の出した氷を溶かすが火力が足りない
もっと...
もっとだ...
"絶対零度"を出した時と同じ感覚で....!!
こういう時....なんて言うんだっけ...
ああ、そうか思い出した
『Plus ......ultra!!』
先程とは桁違いの黒煙が出た
外「なにっ...!?」
周りにあった建物が全て燃え、灰になった
そうだ、壊すんだ...!!
『ははっ...全部...燃えろ!』
爆発のような炎がでて、私の周り全てが灰になった
『わー...スゲー火力。今だけはあいつに感謝しねーとな』
それにしても...私1人でこの広さを平地にしたのか...?
向こうの方を見ると人影がちらほらあった
真っ平らだから遠くても誰がいるかすぐ分かる
『弔....?』
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霧雨(プロフ) - ユズさん» ありがとうございます!!テストが近いので少し頻度が落ちると思いますが更新頑張ります!! (2020年9月20日 20時) (
レス) id: 7d67983c1f (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年9月20日 20時) (レス) id: 564a4a9695 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年9月18日 0時) (レス) id: 4c98d696e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新がんばってください！(・ω・)ノ (2020年9月15日 17時) (レス) id: c234910368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧雨 | 作成日時：2020年9月13日 21時
