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死柄木サイド
弔「俺は...先生とあんたに会う以前の事をよく覚えていない」
ド「ああよく知ってるよ」
弔「なのにだ。"皆"を身につけてると怒りが沸々湧いてくる。考えてたんだあの日...創と先生がいなくなった日からさ」
━━━━もう大丈夫僕がいる
弔「ちゃんと覚えてんのは先生に抱えられてから。それまでの俺はカラッポだった」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
拾われた後、先生は俺に部屋をくれた
子供1人住むにはやけにだだっ広い部屋だった
先「今日から私が君の先生だ」
弔「先生...?何を教えてくれるの?」
先「ドクター」
先生がそう呼ぶと、"ドクター"と言われる人が沢山の"手"を持って入ってきた
先「君の家族の残骸だよ
君は突然変異種
誰にも知りえぬ個性が発動しその手で家族を殺めてしまった」
その瞬間断片的な記憶が頭の中を駆け巡った
犬が崩れ落ちる描写
血が飛び散る描写
お父さんの怯えた目が僕を見る描写....
先「思い出せるかい?」
脳裏に甦ったのは断片的な記憶だけじゃない
正体不明の.....吐き気を催すほどの苛立ち
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
弔「皆をつけると不思議なんだ
胸がムカムカして吐きそうなのに心がどこか落ち着くんだ
俺の中には断片的な映像しかないのに俺の心には鉛の塊が沈んでてそこから怒りが無尽蔵に吹き出してくる
全然スッキリしないんだ。ヒーロー社会が崩壊したとしても、裏の支配者になったとしてもこの鉛が消えることは無い
おれはきっと"全部"嫌いなんだ
息づく全てが俺をイラつかせるんだ
じゃあもう全部怖そう
一旦"全部"
そしたらあんたは世にも美しい地平線を見れるよ
だからドクター手を貸せ
地獄から天国まで見せてやる」
ド「ははっ..!!良いじゃろう力をかそう!!やってみろ死柄木弔!」
M「え、チョロ」
ヒ「弔くん物騒なこと考えてたんだねぇ..ねぇ私の好きな物まで消しちゃうの?」
弔「仲間の好きな物は別腹さ。好きに生きてろ」
ド「ハッハッハ思っていたよりトんでたのう死柄木よ!!」
弔「てめぇ...ふっかけやがったな...」
ド「どう成長したのか見たかっただけじゃよ」
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霧雨(プロフ) - ユズさん» ありがとうございます!!テストが近いので少し頻度が落ちると思いますが更新頑張ります!! (2020年9月20日 20時) (
レス) id: 7d67983c1f (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年9月20日 20時) (レス) id: 564a4a9695 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年9月18日 0時) (レス) id: 4c98d696e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新がんばってください！(・ω・)ノ (2020年9月15日 17時) (レス) id: c234910368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧雨 | 作成日時：2020年9月13日 21時
