緑谷の姉は相澤先生の奥さんだそうです③ (ページ33)

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出「先生!壊理ちゃん一日だけでも外出できないですか...?」

何かを思いついたようにこちらに確認をとる出久

相「無理ではないハズだが。というかこの子の引き取り先を今...」

出「じゃあ!文化祭！壊理ちゃんも来れませんか!?」

通「!!」

壊「ぶんかさい...?」

通「壊理ちゃん!これは名案だよ!文化祭ってのはね!俺たちの学校で行うお祭りさ!あ!りんご!リンゴアメとか出るかも!!」

壊「リンゴアメ...?」

通「リンゴをあろうことかさらに甘くしちゃったスイーツさ!!」

壊「さらに....」

『！！』

一瞬壊理ちゃんの頬が緩んだ気がした

『....校長に掛け合ってくるよ』

もしかしたら、この子のの笑顔を取り戻せるかもしれない

そう思い、私は校長に連絡を入れために廊下に出た

『という訳で壊理ちゃんを文化祭に呼びたいんです』

校「いいじゃないか!.....しかしミケくん。その子、これまで社会から切り離されてきたのだろう?」

『まぁ...聞いたところによるとそうなりますね』

校「そんな子を突然文化祭という非日常へ連れ出すのも些か乱暴な気がするのさ」

『じゃあ、1度慣らすために来さしといた方が良さそうですね』

校「そうだね!頼んだよミケくん!」

うちの校長はすごいなぁ...

こんな小さい事にまで気ぃ配ってる

『okが出たよ』

病室に戻り、お許しが出たと言う

通「ほんとですか!!やったね壊理ちゃん!俺休学中だから壊理ちゃんとつきっきりデートできるよ!」

壊「でぇと?」

通「蜜月な男女の行楽さ!」

『何言ってんの通形』
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The・補足
壊理ちゃん入院中、Aさんは相澤先生と変わりばんこでお見舞いに行ってます

休日は一緒に行ってる

相澤先生の方は個性暴走懸念のためいっしょにいるけど、同じ性別の人もいた方がいいよね的な感じです

ちなみにこの後壊理ちゃんの服買いに行きます。服屋さんで相澤先生の持って来た服(眼力ネコ)を見て卒倒しそうになったのはまた別の話