緑谷の姉は相澤先生の奥さんだそうです③ (ページ26)

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私の"化け猫"の状態は半獣の状態以上の強さを持っている

それプラスエンデヴァー程の火力は出ないが、必殺技の一つ"ショットボム"が出せる

それは、火の玉を出して思いのままに動かせるので一見無敵状態に見えるがそうでも無い

その状態になれるのは最高3時間

それを過ぎると1時間非力無力な猫になってしまう

というより、なった時間の×三分の一の時間猫になるのだが....

3時間という限られた時間しかなれないので、時間がかかるやつだったり、終わったあとに動けなくなるのが困るものは使うのはよしといた方がいい

でも今回は...使うしかない!!

使わないと自分の命が危ない

ドゴオオ!!

その"ギガントマキア"と呼ばれた生き物は私たちのいるところに拳を振りかざす

グラントリノは黒霧を、私は塚内さんを抱え避ける

塚内さん...今ので頭ちょっと打ったな...!!

近くの警官に預け、化け猫状態になる

振りかざしただけでこの威力...!!

後ろを振り返れば、山の斜面が抉り取られていた

こんなん受けたらひとたまりもないぞ....

空中に火の玉を何個か浮かせ、ギガントマキアにくらわせる

『ショットボム!!!』

直径30センチ程の火の玉がギガントマキアを襲う。やったか....!?

ズドオン!

『グッ..!』

煙が晴れたと思いきや、全然聞いていないのか再び私たちに攻撃され軽く何メートルか吹き飛ばされた

『いってぇなぁ...!!』

グラントリノを見ると黒霧を気絶させ抱えながら戦っていた

2発拳を振り下ろしただけで山の半分がぶっ壊れた.....

どうする...このまま黒霧背負って2人で戦っても勝ち目は薄い

仕方ない...

『撤退しましょう！グラントリノ！』

グ「こいつはどうするんじゃ!!」

『今回の目的はあくまで黒霧を捕まえること!こいつじゃない!てゆうか2人でこいつを倒すのは無理だ!』

グ「っ...!!わかった....」

グラントリノさんとその他の人が警察の方に行ったの確認し、もう一度ギガントマキアにショットボムをくらわす

今回は攻撃で使ったのではない

あいつの目を晦ますため

煙であいつが戸惑っているすきに私も警察の方に逃げる

逃げる...本来ならヒーローとしてあるまじき行為だが...苦渋の決断だ

あいつを例えるなら....

「歩く災害」

ってとこか...