もう一つの世界 ４ ページ6
鵺を発見し、猫又さんに報告のために戻ってきた。
「よくやってくれた、犬千代」
上から目線だけど、嬉しい。
ほ、褒められるってこんなに嬉しかったっけ。
照れのせいで頬が赤くなるのを感じた俺は、隠すように頬をかいた。
すると、猫又さんは言った。
「鵺が見つかって早々だが……犬千代、鵺と二人で人間界に行ってもらいたい。新しく死んだ者の迎えに行ってほしい」
「はい！！！？？？ またですか！？ 休みは！？」
人を迎えに行くのって情報屋の仕事なの！？ そういうのって案内人に行かせればいいんじゃ！？
「後で休めばいい、行ってくれ」
ヒデェこの人！！
「犬千代」
鵺が口を開いた。
「諦めろ、猫又は仕事のことだともう人の意見を聞かぬ」
「……はぁ……分かりました……」
「悪いな。だが、二人だけだと危険か……メアリー」
「お呼びですか、猫又さん」
メアリーと呼ばれ、現れたのは……アレェェこの子見たことあるー！！
「君は……！」
「お久しぶりです、犬千代さん」
少女は、俺が最初に目を覚ましたときにそばにいた、あの子だった。
「メアリーはこう見えて強いんだ、頼りになる。一緒に人間界に送るから、頼んだぞ」
「はい、お任せください。行きましょうか犬千代さん、鵺ちゃん」
もう……早く行って早く帰ってこよう……。
「では、人間界に送るぞ。少し眩暈がくる、気をつけろ」
猫又さんはそういうと、右手を顔の位置まで持っていき、何かを言った。
すると突然、ふらっときた。
ああ本当だ、眩暈が――
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椥原 紅鈴(プロフ) - なのさん» お、おおう……そういえば書いてること言ってなかったかも……！！ ごめん勝手に書いてますすんません！！ (2014年10月7日 21時) (
レス) id: 07776d9086 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - どうもリア友です(^-^)全部読ませていただきました！誰かはハンドルネームで推測してね(ちなみに本名の最初と最後をとりました← (2014年10月7日 18時) (レス) id: 8f04878eb8 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫-宇宙の支配者-(プロフ) - 全部よんだけど、やっぱ最高〜！ (2014年10月1日 22時) (レス) id: 322d74ed11 (このIDを非表示/違反報告)
椥原 紅鈴(プロフ) - 闇姫-宇宙の支配者-さん» おおっ、姫！ ありがとう！ 更新頑張る＞＜ (2014年10月1日 17時) (レス) id: 07776d9086 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫-宇宙の支配者-(プロフ) - リア友なのです！アナワルきたー！ (2014年9月30日 22時) (レス) id: 322d74ed11 (このIDを非表示/違反報告)
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