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ー「さみしい」









『…』









おやすみ、と言ったのにまた送られてきた文。

何かと思えばそんな言葉がポツンとあるだけで。




私に何か出来ることがあるのかな?
近くにいるわけじゃないのになぁ…


必死に考える。









ー『そんな時はBTSの曲でも聴いたらいいんじゃないですか?キムさん、好きですよね?^^』








好きな音楽を聴けば心は簡単に晴れる。


自分でもそうしてるからよく分かる









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ー「うん…レイさんはどんな時にBTSを聴く?好きじゃないけど曲は聴くって言ってたよね」





ー『天気のいい日に出かける時は聴きます。あとは闘病で辛い時とか…元気が欲しい時ですね。』



ー『だからキムさんも今みたいな時こそ聴くべきですよ!まぁ、寂しかったらいつでも私が話しますけどね^^』









彼の言う、さみしい の本当の意味はわからない。


なんとなくそう思っただけかもしれないし、
人肌が恋しいという意味だったのかもしれない。









ー「そっか。ありがとう!」




ー『いえ、少しは元気出ましたか?』




ー「うん!夜遅くにごめんね。たくさん寝て早く元気になって。おやすみ」









.









その言葉が本当かどうかもわからない。

私に気を使って元気になったふりをしているだけかもしれない。





そんなことを勘ぐったってどうしようもないから、
スマホをテーブルに置いて布団をかぶった。









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『…おやすみなさい』








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作者名: | 作成日時:2019年2月18日 16時

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