【文スト】転ﾄﾘしたらヨコハマにいました...(1) (ページ17)

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13話ページ17

NO SIDE
IN 警察署

乱歩「彼女の最後の言葉を当ててあげようか、

「ごめんなさい」

だろう。」

杉本「ほんとに何でもお見通しなんですね。

　

　最後にあの女の子と話をさせてください。」

乱歩「あの女の子ってAのこと？
Aはうちのかわいい新入社員なんだから
傷つけないでよね。

　

　まぁそんなことしないと思うけど。((ﾎﾞｿ」

☆

杉本「Aさん、さっきはすみませんでした。拳銃を突きつけてしまい。」

『…。』

杉本「謝っても許される問題じゃないとってことh」

『もし、あそこで私を撃っていたら私はﾀﾋんでも許さなかったと思います。

.

が、今私はここにいます。生きています。』

『杉本さんは撃たなかった。撃たないという選択肢を選んだ杉本さんは本当にすごいと思います。

だから、顔を上げてください。』

杉本「でも、本当に僕は貴方にひどいことをしてしまった。」

『…。

　出所したらまた会いましょう。

　“サヨウナラ”。』

＿＿＿＿＿こうして犯人は捕まった＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿巡り合わせた人を_________

______自分の手で殺めてしまう______

☆
IN 帰り道

now、乱歩さんの隣を歩いてる。

昇天できるくらいに嬉しい←

昇天できるわ←

後ろには太宰さんと敦君。

太宰さんが

乱歩さんは異能力者じゃない

ってことを話してる。

あれは衝撃的だったわ。

敦君。その気持ちよく分かるよ、うん、うん。

乱歩「いやぁ一件落着だね。ね、A。」

『はい、乱歩さん。』

乱歩「あ、あそこに駄菓子屋がある。そういやAって、駄菓子屋行ったことないんだっけ。」

あ、そういや行ったことないわ。

前世では駄菓子屋なんて近くになかったし、

現世でも両親は私をあまり外に出させなかったし、

漱石君と暮らし始めたときにはもう

「お菓子食べたい！！」

って年頃でもなかったし。

.

『そうですけど。なんで知ってるんですか？』

乱歩「フフン。
なんたって僕は名探偵なんだからね！行こっ！！」

そっか、名探偵だもんね。