8uppers×エイトレンジャー

【８】 ページ9

〜村岡雄貴side〜

６「はい？」

誠「だーかーらーッ！！

銃を使う人は一人やけど、殴ってくる人は何人もおるでッ！！って言ってんの！！」

ちょちょちょ、ちょー待てッ！！

雄「殴ってくる人？」

誠「そうや。」

俊「俺らそんなん聞いてないで。」

誠「だって今初めて言ったんやもん。」

ムカッときたが、今はこらえとこう。

良「えっ？じゃあ何？

銃使う人と戦うか、殴ってくる人と戦うか、二択ってこと？」

誠「そういうことやな。

まぁ、中にはフォーク使う人もおるみたいやで。」

６「フォーク？」

何でフォーク？

誠「でも心配やな。」

雄「何が？」

誠「一人一回は戦うやろ？

でも、相手が同じ人を出してくるとは思われへん。

ということは、もし、最初にフォークを使う人が出てきたら？」

薫「後の人は銃を使う人か、殴ってくる人・・・。」

誠「そういうこと。」

一気に俺らから血の気が引いた。

徹「ブラック！！

どうにか出来ひんのか！？

このままやったら、確実に俺らの中の一人が死んでまうやんかッ！！」

誠「そんなん言われても・・・。

誰が当たるかは運しだいやし・・・。」

俊「無責任なッ！！」

誠「安心せぇ。

誰かが死んだら、葬式は行ったるから。」

雄「そんな問題ちゃうわッ！！」

良「俺、決めた。

ブラックが死んでも絶対に葬式行かん。」

徹「俺も。」

薫「右に同じく。」

正「ワシも。」

俊「俺もー。」

雄「今回ばかりは俺も賛成や。」

誠「ちょー、待てッ！！

お前らグルか！？

集団いじめか！？」

徹「いじめちゃうわッ！！」

誠「もし俺が死んだら呪って出てきたるからなッ！！」

雄「のぞむところやッ！！」

ギャーギャー

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