8uppers×エイトレンジャー

【５】 ページ6

〜ジャッキーside〜

６「エイトレンジャー？」

マ「そうや。

それが今回俺らが殺る七人の人物のチーム名や。」

そう言い、マックが頷いた。

ｼﾞｮ「なぁ、マック。

エイトレンジャーって一体何者なん？」

ジョニーが手を拭きながら聞く。

マ「俺も詳しくは知らんねん。

でも聞くところによるとヒーローらしいわ。」

５「ヒーロー！？」

この現実にヒーローなんかおんの！？

んなん、非現実的すぎるやろ！！

エ「ヒーローなんかどこにおんねん。

んなん、なりきりとかに決まっとるやんけ。」

ダーツをしながら冷静にエースが言う。

さっき、エースだけは『ヒーロー』と聞き、驚かへんかった。

ト「でもホンマにヒーローおったらおもろない！？」

ウキウキした様子でトッポが言うた。

ア「おもろいかもしれんけど、俺らが殺る奴らや。

私情は持ち込むな。」

アーセナルが言い、トッポを睨む。

ト「でも・・・。」

トッポはそう言い、アーセナルを見たけど、すぐに顔をそらした。

アーセナルがまだ睨んどるからや。

ｼﾞｬ「なぁ、マック。」

俺は口を開いた。

ｼﾞｬ「ヒーローってホンマなん？」

するとマックは頭をかいた。

マ「ホンマやと思うけどな〜・・・。

それより、『ヒーロー協会』って知っとるか？」

６「『ヒーロー協会』？」

今度は俺ら六人がそろって聞き返した。

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