8uppers×エイトレンジャー

【２】 ページ3

〜渋沢薫side〜

６「ハァ！？命を狙われてる！？」

お昼過ぎのある日。

室内にこだます六つの声。

雄「命狙われてるってどういうことやねん！！

ブラックはん！！」

ブラックに掴み掛るナス。

誠「そのまんまの意味やけど・・・。」

後ずさりながら言うブラック。

徹「しかも自分とそっくりな奴に！？

そんなんありえへんやろ！！

カリスマは一人で十分や！！」

俊「いや、そっちやないやろ。」

冷静に突っ込むブルー。

誠「だから、俺にいわれても知らへんねんって。」

ソファーにドカッと座るブラック。

誠「理事長から言われてん。

自分とそっくりな始末屋に命狙われてるって。」

雄「始末屋って・・・。」

誠「しかも相手、銃使う人おるみたいや。」

６「ハァ！？銃！？」

またまたこだまする六つの声。

良「銃って・・・、俺ら殺されてしまうやんか！！」

正「防ぐ方法はあらへんの！？」

誠「ない。」

その瞬間、失神しそうになる俺ら。

俊「んな、即答で言わんでも・・・。」

雄「どうにか出来ひんの！？

俺ら、このままやったら殺されてまうねんで！？」

誠「・・・しゃあないな・・・。あれ、使うか・・・。」

薫「あれって・・・？」

誠「防弾チョッキ。」

ドヤ顔で言うブラック。

６「・・・・・・。」

その瞬間、俺たちは同じことを叫び、同じ行動をとった。

６「アホかァァァァァァァァァァ！！！！！」

バシンッ

ヒュー、バタン

ブラック、アウト。

今日でお前とは縁を切る☆

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