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涼介 「「 乾杯 」」
涼介の作った料理とあたしが買ってきたお酒
つけっぱなしのテレビからはサンタの衣装を着た
演者さん達がはしゃいでる
「 あ、そうだ 」
急に立ち上がったあたしに首を傾げる涼介
カバンの隣に置いていた紙袋の中からそっと出す
「 はい、これ。 」
涼介 「 え、 」
少し驚く顔のまま箱を開ける
涼介 「 Aさん、これ…
「 ハッピーメリークリスマス 」
箱の中にはあたしが着ているスーツと同じブランドのネクタイ
若干おそろいなのが小恥ずかしくて、たまらず
お酒を飲む
涼介 「 んふふ、嬉しい。ありがとう 」
「 いえいえ 」
涼介 「 じゃ、俺からも 」
そう言って今度は涼介が立ち上がりプレゼントを
取りに行き、あたしに見えないように隠しながら
隣に座った
涼介 「 本当は明日のデートの時に渡そうって
思ってたんだけど… 」
さっと出された手の中に小さな箱がひとつ
「 え、… 」
涼介 「 俺と、結婚を前提として付き合って
いただけませんか? 」
パカッと開かれた中には小さいけど、大きく光る指輪
「 っ、よろこんで!!!! 」
涼介 「 俺がAさんを食わせるまで少し長くなるかもだけどいいの? 」
「 大丈夫。待てる 」
涼介 「 ありがとう!! 」
この日からあたしの薬指には " 婚約 " 指輪が
はめられることになりました
涼介 「 いつか結婚指輪渡すから! 」
「 うん! 」
寂しがり屋で意地っ張りで幼げなくせして
年下とは思えないほどかっこいい
そんな " らびっとぼーい " とのキスは
これまでにないほど甘かった
end…
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ゆーみん - 最高でした! (2020年6月20日 17時) (レス) id: 2e289340ae (このIDを非表示/違反報告)
haru070917(プロフ) - その後が読みたいのでよろしくお願いします。 (2020年2月2日 8時) (レス) id: 6044a23124 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めーべる | 作成日時:2018年9月7日 1時