らびっとぼーい 3 ___Ryosuke.Y (ページ24)

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大ちゃんに店を教えてもらったあと、その店に
行ってみたは良いものの、涼介の姿はなくて、変わりと言ってはなんだけど大ちゃんがいた

大貴｢ ___いや、俺も気になって店来たんだけどさ、
どうやら入れ違いみたいでさっき店出ちゃった
らしいわ｣

不自然な電話が気になって駆け付けてくれた大ちゃん

おまけにお店の人に涼介のこと聞いてくれてた
みたいだし、ほんとに酔っ払いか疑う

大貴｢まぁ、ついさっき出てったみたいだし探そう｣

｢うん｣

それから二手に別れて探していると、再び大ちゃん
から連絡が来た

__ 見つけた。ーーーのコンビニ前

そのメールを読んで慌てて駆けつけたあたし

大貴｢かなりやばいぞ、あれ｣

コンビニ前の電柱に隠れて大ちゃんは少し遠くを見る

指さす方にはホテルに入ろうとする涼介と
男の人がいた

｢っ！！｣

大貴｢待て！｣

涼介がいる方に駆け寄ろうとすると、ガシッと
腕を掴まれた

大貴｢俺が行くから。Aはここにいろ｣

｢いや、でも

大貴｢お前ひとりじゃどうもできないだろ！｣

確かに、大ちゃんの言う通りだ

女のあたしが行ったところで涼介を助けれるか
分からない

焦っていた気持ちが少しずつ平常心を取り戻す

大貴｢な？大丈夫だから｣

｢うん。お願い… ｣

大貴｢任せとけって、あ、今度奢れよ？｣

悪戯っ子のようにクシャりと笑うと、急ぎ足で2人の
もとに向かった

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