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「 あたま、いたいのお? 」



涼介 「 いや、違うよ。てゆーか…その 」




首根っこをかく



頭が少し追いつかない、いや、全然追いつかない




一体この子は誰なんだ!!!





パチッ




あたりが一気に明るくなる





「 あー涼介、おかえり〜 」




パジャマ姿のAさんがリモコンを持って立っていた





涼介 「 た、ただいま 」




「 A〜!! 」





どたばたと音を立てAさんに駆け寄る男の子





「 あ、優くん起きちゃった? 」


優 「 眠れなかった 」


「 そうだよね、ごめんね 」





待て待て待て!待って!!




涼介 「 ちょ、Aさん。 」


「 ん〜? 」



優くん?をあやしながらの返事は眠たそうだった





涼介 「 その子って一体、誰? 」


「 あれ?言ってなかった?甥っ子だよ。」





いや、全然聞いてない


なんか、親戚で集まるからとか言ってこの前宮城に
帰ったのは覚えてるけど…




涼介 「 お、甥っ子ね… 」


「 なに?隠し子だとでも思った? 」


涼介 「 ま、まさか! 」




嘘です。ほんの一瞬疑いました…



あははは、と苦笑いで堪える俺






「 うちの弟がね夏休みの間預かってほしいって 」


涼介 「 そうなんだ 」


「 まあ、今日からだからあと2週間とかなんだけど 」




抱きかかえて、艶のある髪を撫でるAさん





涼介 「 それにしても懐いてるね〜 」


寝息を立てる優くんを覗く




「 まあ、ちょくちょく会ってたりしてたしね 」





この調子だと、今日は昼まで寝れそうにもない



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作品ジャンル:恋愛
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ゆーみん - 最高でした! (2020年6月20日 17時) (レス) id: 2e289340ae (このIDを非表示/違反報告)
haru070917(プロフ) - その後が読みたいのでよろしくお願いします。 (2020年2月2日 8時) (レス) id: 6044a23124 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めーべる | 作成日時:2018年9月7日 1時

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