らびっとぼーい___Ryosuke.Y

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｢｢ いただきます ｣｣





作ってくれたのは筑前煮。






涼介 ｢ …どう？ ｣




｢ おいしい。すんごいおいしいよ ｣




涼介 ｢ よかった！それよりさ… ｣









俯き気味に箸を止める彼と
絶品すぎるご飯に容赦なく箸を進めるあたし









涼介 ｢ 涼介って呼んで ｣




｢ へ？ ｣




涼介 ｢ だ、だってAさん全然俺のこと
名前で呼んでくれないんだもん… ｣






必死に言ったんだなって赤い耳が物語ってる





これまで誤魔化して キミ とか あなた とかで
呼んでたけど、、




気付かれたなら仕方ない…









｢ …涼介。｣








いくら彼がイケメンだからって年下だからって
同居してるんだしいいよね？


照れる自分を隠すために必死に言い訳を
探してしまう






涼介 ｢ それ…反則だからね？/// ｣


さっきよりも赤くしてる涼介






まさかこんな大人にときめいてくれたのかな？

なんて都合のいいように解釈するあたし






｢ ばかみたい ｣






自分にしか聞こえない声で、
自分に言ってやった






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