33 ページ33
･
｢ ただい…
涼介 ｢ 遅いっ！｣
玄関を開け��ただいま��を言う前にリビングから聞こえてくる少し大きな声
｢ ごめんね？新しいプロジェクト頼まれて ｣
涼介 ｢ だからって…既読ぐらいつけてよ ｣
ネコのぬいぐるみを抱きしめながらそっぽ向く涼介
こりゃ完全に拗ねてるな
｢ ごめんね？ご飯待っててくれたんでしょ？ ｣
涼介 ｢ 暇すぎてもう作った！ ｣
｢ でも、食べないで待っててくれてるじゃん ｣
涼介 ｢ ……… ｣
｢ ありがと ｣
栗色の涼介の髪をわしゃわしゃと撫で、ダイニングテーブルに並ぶ夜ご飯を見つめた
｢ ブリの煮付けじゃん！おいしそ〜 ｣
まだ機嫌が治らないのかソファーから立ち上がろとしない涼介
｢ ねぇ、食べないの？先食べちゃ…
ふわりと柔軟剤の優しい香りがあたしを包んだ
｢ …どうしたの？ ｣
涼介 ｢ ドキドキしないの？ ｣
｢ そりゃ大人ですから ｣
涼介 ｢ うそつき ｣
ボソッと呟いた言葉が耳元にかかって熱を浴びる
涼介 ｢ ほら、耳真っ赤じゃん ｣
｢ うっさい ｣
秒針だけが部屋に響く
涼介 ｢ すき。｣
あたしも。って言えないのは自覚が足りないから？
涼介 ｢ Aさんは？ ｣
その言葉に体がビクッとなる
｢ ど、どうだろ… ｣
涼介 ｢ じゃあ試してみる？ ｣
｢ え？ ｣
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 415人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
┘ ら ぶ り ぃ _ *〃┌(プロフ) - いえいえ！ 読んでいて楽しいです！ ドキドキしちゃいます♪ (2018年5月2日 21時) (
レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
めーべる(プロフ) - ┘ ら ぶ り ぃ _ *〃┌さん» そんなに褒めていただけるなんて…ほんま嬉しいです！！ありがとうございます！！！！ (2018年5月2日 20時) (レス) id: 1b07d72f7f (このIDを非表示/違反報告)
┘ ら ぶ り ぃ _ *〃┌(プロフ) - めーべるさん» 名前ちょっと変わりました ! ぱすてる です ! いえいえ(´>ω<｀) 物語が素敵で見入っちゃいます！ (2018年5月2日 19時) (レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
めーべる(プロフ) - ┘ ぱ す て る _ *〃┌さん» ありがとうございます(//∇//)こんな作品ですがよろしくお願いします！！ (2018年5月2日 19時) (レス) id: 1b07d72f7f (このIDを非表示/違反報告)
┘ ぱ す て る _ *〃┌(プロフ) - お話、すごく好きです！ 更新 楽しみにしてます！ (2018年4月29日 22時) (レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めーべる | 作成日時：2018年4月4日 23時
