らびっとぼーい___Ryosuke.Y

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？ ｢ …いいんですか？ ｣




ようやく顔をあげてくれたんだけど
あいにくコンタクト外してて
顔が全く見えない






｢ ぜんぜんいいですよ！泣いてる子ほっとけない
じゃないですか〜 ｣





？ ｢ ほんとうにありがとうございますっ ｣







律儀に立って深々とお辞儀までして、
こんな夜の街にふさわしくない





ま、あたしもただのOLなんだけどね







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｢ はい、どうぞ入って〜 ｣





？ ｢ お、お邪魔します… ｣





家に着く頃には月も見えなくなっていて
時計を見ると3時をさしていた



この子の話を聞きたいのは山々なんだけど
睡魔にまけてしまいそう





｢ 今日はもう寝てください ｣





？ ｢ そんな！いいですよ！ ｣





｢ こんな時間に返せませんから ｣





？ ｢ ほんとにすみません… ｣





｢ え〜っと、ここ、あたしの部屋なんで
今日はここで寝てください。寝巻きは
今から持ってくるんで ｣





？ ｢ え、いやその… ｣









あたふたしてる彼女はまたあたしに遠慮の
言葉をかけてくるに違いない






｢ はい！これ！ちょっとちっさいかもですけど ｣





？ ｢ え、でもぼ… ｣






無理やり部屋に押し込んでしまったけど
出てくる様子もないしいっか。




それにしても華奢に見えて背中ガチガチ
だったな〜

鍛えてんのかな？







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