アリスの宝物�将宗＿礎祐冓�7 ページ10
ラ「うん、知ってる」
レ「ので、なんだ？」
ラ「だからぁ怖い！」
レ「なにが」
ラ「それが！」
送還の未来を口にしたのは初めて。
でも孫たちはケロリとしている。
それに目をぱちくり。
イ「あはは、前向きだね」
入間が笑いかけてきた。
『え、ええ
ただ、この場での冗談なのですね
頭が堅くて…場違いな発言、でした』
ラ「違うよ？今、ココで見たら欲しくなっちゃっただけで」
レ「A嬢の存在は
魔界史上でも稀有なものだ
その重大な存在を
未来の魔王が知らないのは
まして、私の手の届かないところにいるのは
私の規律からはずれている
それは由々しきことだ」
『珍しいから、ですか？』
ラ「それはあるねーでもそれだけなら
じいちゃんから話聞いた時点で欲しがってる」
レ「先程から何が疑問だ？」
『え、と』
イ「展開が早い？だから本気か分からない？」
入間の助け舟にコクンと頷いた。
イ「…えーとねAちゃん
気持ちは分かる
でも実は僕も
会う前から欲しかったよ
Aちゃんが
でも本気だよ
僕しか分かり合えないに違いないって思ってた」
Aは目を見開いたが
アスモデウス邸での収穫祭打ち上げで
好意を聞く以前から
彼の行動や言動はAを特別視していたフシがあった。
ラ「わーお、熱烈な告白
でもそんなもんでしょ
欲しいなと思ったら欲しいし」
レ「自分の欲…直感は自分が1番よく分かっている」
彼らは、本能的に彼女が欲しいと感じ
即座に態度、行動、言葉に示しており
それらに行く末など関係なく
彼らにとってはなんら不思議なことではないらしい。
オ「英傑のお孫様は判断力や自己肯定感も
凡庸ではない様ですね」
オペラが耳打ちしてAの混乱を紐解く手伝いをした。
そのお孫様の中には入間も含まれているらしい。
イ「…アズ君が基準じゃ遅いよ？」
『え！』
ラ「あずくん？」
イ「さっき言ってたお兄さん
好きって気づくのも認めるのも伝えるのも
ぜーんぶ遅くて！」
ラ「へぇ、そんなに？」
イ「師団披露前…春の終わりに会って気持ち伝えたの冬前だよ」
ラ「なんで！？意味分かんない
振られ続けたんじゃなく
伝えるまでで半年近く？」
レ「やめてしまえそんな男
今すぐ大切にしてやる
私のルールでな」
イ「お〜2人も熱烈」
直感とは、一目惚れの類だろうか。
ラ「一目惚れじゃないからね」
『え』
イ「アハハ、僕なんて一目も見てないのに、だもんね」
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ジア(プロフ) - めめさん» 才能ですね笑、次回はご本人登場のはずでございます。よろしければお付き合いくださると嬉しいです♪ (10月17日 21時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - ヲ先輩の登場してないのにキモい(褒め言葉)のは最早才能ですよね（笑）とっても大好きです♡ (10月16日 22時) (レス) id: faa0bf0b2b (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - めめさん» うわぁぁぁ熱烈なコメントありがとうございますっ！とても嬉しいです！そうなんですヲ先輩登場していないのにキモさがとどまらないんです笑…応援ありがとうございます！おかげで頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (10月16日 21時) (レス) @page50 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - うわぁぁぁ！！！好き好きです！！！（唐突な告白）ヲ先輩尊いキモさですね、、！！陰ながら応援しております、頑張って下さい！！ (10月16日 0時) (レス) id: 4aecca5e81 (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» ご感想ありがとうございます!長いので…なんでもいいから文字が読みたい時使っていただけたら幸いです。キリヲ君まで存じて下さるとは…笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (10月7日 22時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジア | 作成日時：2023年8月25日 22時
