アリスの宝物�将宗＿礎祐冓�3 ページ6
アム「サリバン様が…」
アムリリスがほんの一瞬考えこんだ。
「Aちゃん
私と控え室にいてもいいけど
他の大人の出入りで緊張させちゃうかもしれないわ
呼ばれるまでイルマくんたちとおしゃべりしてる？」
『お邪魔もしたくありませんので
入間様がよろしければご一緒したいです』
アム「三傑のお孫さんたちはみんなイケメンってお話よ♡」
『えっ…』
オ「イルマ様は喜ばれると思いますよ
さぁこちらへ」
-
到着したらしい部屋の前で
オペラが訝しげな目をして立ち止まった。
アム「どうしたのん？」
オ「こちらの扉の前でお待ちいただく様
入間様に申し上げたのですが」
彼の姿はない。
Aが心配そうな顔をすると
部屋から明るい少年の声が聞こえてきた。
オ「中に入られたかも知れません
A様」
『はい』
入室の前にアムリリスを向くと
いつものチャーミングな笑顔がどこか寂しく見えた。
直後、アムリリスが急にAを抱きしめた。
オペラは尾を少し揺すり
一歩下がって待機している。
「アリスちゃんよりいい男の子がいたら
必ず虜にしてくるのよ？」
『え゛っ！？』
「いーの！
アリスちゃんが男を磨けばいいだけよ
私の息子がそこをサボるのは見逃せないもの
あなたも私の弟子…娘なんだからできるわね？」
『・・・はいっ』
Aも抱きしめ返し
離れるて見えた母の顔は
いつもの笑顔だった。
「じゃあオペラさん、よろしくねん♡」
オペラが深々と頭を下げると
室内を見ることなくアムリリスは自身の場に向かった。
オ「A様」
公式の場だからか
月越しのドンちゃん騒ぎより丁重に扱われる。
あの日はただ1人の子供として
全力で叱られ泣きそうになった。
『お待たせして申し訳ありません』
オ「いいえ
魔界は…お好きですか？」
『・・・』
オ「…失礼しました」
『好きです…大好きです！』
頭を下げかけたオペラが止まった。
オ「…そうですか
ちなみに、私も大好きなんですよ
あなたや入間様のいらっしゃる"今の魔界"が」
優しい笑顔にAは口を一文字に引っ張った。
オ「涙を堪えていますか？」
『アリスお兄様に、泣き虫、直すって、何度も言って、います』
オ「ふふ…先は長そうですね
またいつでも特訓で鍛え直して差し上げます」
オペラがサッと出したハンカチで
弟子の目尻を拭って掌を差し出した。
Aが手を重ねてエスコートに応えると
オペラがドアをノックした。
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ジア(プロフ) - めめさん» 才能ですね笑、次回はご本人登場のはずでございます。よろしければお付き合いくださると嬉しいです♪ (10月17日 21時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - ヲ先輩の登場してないのにキモい(褒め言葉)のは最早才能ですよね（笑）とっても大好きです♡ (10月16日 22時) (レス) id: faa0bf0b2b (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - めめさん» うわぁぁぁ熱烈なコメントありがとうございますっ！とても嬉しいです！そうなんですヲ先輩登場していないのにキモさがとどまらないんです笑…応援ありがとうございます！おかげで頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (10月16日 21時) (レス) @page50 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - うわぁぁぁ！！！好き好きです！！！（唐突な告白）ヲ先輩尊いキモさですね、、！！陰ながら応援しております、頑張って下さい！！ (10月16日 0時) (レス) id: 4aecca5e81 (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» ご感想ありがとうございます!長いので…なんでもいいから文字が読みたい時使っていただけたら幸いです。キリヲ君まで存じて下さるとは…笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (10月7日 22時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジア | 作成日時：2023年8月25日 22時
