イフリート unrequited love �将�4 ページ33
ア「矢ぁ？…ふふっこの細い的に全命中か」
『アンタほんっとに悪ふざけの限度分かってない…ホラ、誰かに言われてやったのよね？快楽主義のアンタが計画的に潜入してなんかするなんて思えないのよ
ねぇ、言いなさい
正直に
全部』
笑顔が剥がれていく。
瞳が揺れていく。
ア「あーもう優しいなぁホント
俺のウソや悪ふざけ？
そりゃあもうたくさんあるよ
ほぼ全部だもの
でも…」
マ「近すぎる！」
完全制圧できてない状態での至近距離に
マーチが加勢に行くため駆け寄ろうとすると、コツリ、と足音がした。
オペラ「近すぎても、平気なワケがあるのでは？」
「！！」
その言葉にAが疑われたと教師陣が気づく。
そしてその言葉の主がオペラということは
マ「そ、んな」
ズズズ…
ア「でもね」
黒い巨大な影が
アトリとAの周りを這い回り
地面からずるりと染み出し
トカゲの様に具現化した。
同時にオペラが構えた。
ア「俺、本当に
Aちゃんが、ス」
ドッ！！
トカゲがアトリを咥え上げた。
アトリ確保の瞬間の様な衝撃が起きる。
全員、サリバンの魔術だろうと目を細めたが
土煙が晴れて目を疑った。
トカゲに高々と咥えられ
アトリがだらりとぶら下がっている。
しかし教師達が固まった風景は
サリバンの圧倒的恐怖のそれではない。
その向こう
エイトが床にうつ伏せに倒れ込むAの頭を革靴で踏みつけていた。
衝撃はエイトがAを殴ったか蹴ったか
弾き飛ばしたことによるものだった。
オ「・・・」
オペラは今にも殴りかかろうと踏み込むところだったが、それを見てゆっくり後ろ手を姿勢良く組んだ。
「テメェも共犯か？」
顔だけ横に向けた頭に
ギリッと革靴で力を込めながら、問う。
庇う様な発言や
内容が聞こえづらくも
アトリと会話が成立し
反撃を受けなかったことが
本丸の側近に疑惑を持たせた。
結果、当然の経緯として
バビルスの警備教師が
不審者の頭を踏みつけている。
言い換えれば
エイトが
Aの頭を踏みつけている。
モ「イフリート先生ッ」
光景に動揺したモモノキは
アトリに向けていた魔術用の杖の切先を
思わずエイトに向けた。
見ていられないという悲痛な面持ちで。
今にも魔術が飛び出そうな杖を
魔植物のツルが遮った。
モモノキがハッとしてスージーを見ると
首を微かに横に振った。
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ジア(プロフ) - めめさん» 才能ですね笑、次回はご本人登場のはずでございます。よろしければお付き合いくださると嬉しいです♪ (10月17日 21時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - ヲ先輩の登場してないのにキモい(褒め言葉)のは最早才能ですよね（笑）とっても大好きです♡ (10月16日 22時) (レス) id: faa0bf0b2b (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - めめさん» うわぁぁぁ熱烈なコメントありがとうございますっ！とても嬉しいです！そうなんですヲ先輩登場していないのにキモさがとどまらないんです笑…応援ありがとうございます！おかげで頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (10月16日 21時) (レス) @page50 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - うわぁぁぁ！！！好き好きです！！！（唐突な告白）ヲ先輩尊いキモさですね、、！！陰ながら応援しております、頑張って下さい！！ (10月16日 0時) (レス) id: 4aecca5e81 (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» ご感想ありがとうございます!長いので…なんでもいいから文字が読みたい時使っていただけたら幸いです。キリヲ君まで存じて下さるとは…笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (10月7日 22時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジア | 作成日時：2023年8月25日 22時
