イフリート unrequited love �将�3 ページ32
ドッ！
イフリートの火炎の拳が振り下ろされると
アトリは避けきれず体を焦がしながら逃げ出す。
アトリ「ヅゥッ」
「逃すわけないじゃん」
バチィン！
「！」
エイトが二発目をお見舞いする前に
逃げ出したアトリがはたき落とされた。
ガトリングスイセンの極太の蔓に。
ス「ふいっ通行止めですよぉ(間に合った…)」
「チッ…取り損ねた」
モ「聞こえていますよ」
「何をとは言ってません」
ブ「"タマ"、だろう」
マ「取ったらペンチも針も使えませんよ」
向かうと通信した教師が続々と集まる。
アトリは四面楚歌だが
隙を見て確保しなくてはいけない。
一瞬の隙
弱ったといえど強敵の
まして悪周期が相手ならば
明らかな隙でないと手は出せない。
余程戦闘の勘が冴えているか
隙を生み出すことに長けていなければ
小さな隙と揺動は見分けられない。
全員が集中する中
アトリは隙どころかゆらりと動いた。
来る！
教師陣がそう思った瞬間。
ドォン！！
ブ「なんだ！」
急な衝撃音と共に衝撃波で割れた壁や床からたつ土煙。
『確保！！』
その中から聞こえたのはAの声だった。
何処から飛び出てきたのか
飛び膝蹴りを頬に直撃させ
そのままギロチンの様に
首を大腿で床に押さえつけている。
ス「A先生！さすが戦闘のサラブレッド
全員身構える瞬間を狙うなんて
野生の勘は凄まじいですね」
ブ「家系能力か…気配を消しつつとは」
2人の予想通り
天井の装飾の影からAは
追い詰められるアトリを見ていた。
アトリの反撃の瞬間に隙を見つけ
見つけたと同時に壁を蹴り
対象を怯ませる家系能力
とても複雑な胸中で。
キリキリと首を押さえつける足に力を込めて見下ろす。
不安が見破られないよう緊張気味の笑顔で。
『冗談キツイわねぇアトリ
本気で謝っても立場危ないわよ』
ア「Aちゃん…ウレシィ
ハグしてもすり抜けちゃうのに
今はセクシー太ももが目の前にあるなんて
首が動くなら舐めたいくらい」
今アトリには手足2本ずつの他に
さらに4本の手が胴から生えている。
まるで蜘蛛。
首を押さえつけ
跳ね上がれないよう胴を押さえても
さらに4本の馬力があるならば
そこらの格闘技の寝技では太刀打ちできない。
ガガガガッ！
4本の矢が蠢き出したアトリの余分な4本を床に縫い付けた。
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ジア(プロフ) - めめさん» 才能ですね笑、次回はご本人登場のはずでございます。よろしければお付き合いくださると嬉しいです♪ (10月17日 21時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - ヲ先輩の登場してないのにキモい(褒め言葉)のは最早才能ですよね（笑）とっても大好きです♡ (10月16日 22時) (レス) id: faa0bf0b2b (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - めめさん» うわぁぁぁ熱烈なコメントありがとうございますっ！とても嬉しいです！そうなんですヲ先輩登場していないのにキモさがとどまらないんです笑…応援ありがとうございます！おかげで頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (10月16日 21時) (レス) @page50 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - うわぁぁぁ！！！好き好きです！！！（唐突な告白）ヲ先輩尊いキモさですね、、！！陰ながら応援しております、頑張って下さい！！ (10月16日 0時) (レス) id: 4aecca5e81 (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» ご感想ありがとうございます!長いので…なんでもいいから文字が読みたい時使っていただけたら幸いです。キリヲ君まで存じて下さるとは…笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (10月7日 22時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジア | 作成日時：2023年8月25日 22時
