ダリ先生、これは経費で落ちません�将� 事実編8 ページ21
ゼ「切符、落としたところで俺は
落とし物の届出に教務員室に行くだろうなと」
「・・・ほほーう」
(その切符とやらを取り上げても
付き纏うと言いたいのかい？)
結果発表会場が見えて来た。
「疲れたかい？」
ゼ「ええ、もうすっからかんです」
「アハハ！お疲れ様
僕は評議に向かうね
いいかいチヤホヤされてもいいけど
少し休むんだよ」
ゼ「はい」
ゼ(心から労うか…)
苦味も辛味もなかった。
-
結果発表を終えた。
生存チームは
チーム・アスモデウスアリス
チーム・アンドロ
昇級は
アリスとゼゼだけだった。
ダリ、そして教師陣は
風船を全て割れなかったことを
心底悔しく思ったし
生徒たちの成長を心から喜ばしく思った。
片付けを終えた教師陣に
ダリが職員室へ戻るよう号令した。
内心ヘトヘトになっているが
侵入者の件もあり気は抜けない。
緊張感持ったまま職員室の扉を開けると
主人らが不在のはずの部屋は賑やかだった。
「ん？」
ロ「わー！みんなどうしたですか？」
カムカム、食堂シェフや用務員ら職員たちが
ドリンクやおやつを並べているところだった。
用務員「おー、間に合わんかったの」
カムカム「ご休憩しろ」
シェフ「お疲れ様だったネ！」
オ「…ありがとう」
労いの言葉と共にドリンクを差し出したり
おやつコーナーに案内したり。
Aもその中の1人だった。
モモノキ「まぁおいしそう」
エ「疲れたときはこれ食べやすいんですよね」
マ「差し入れの話してくれてましたね」
『はい！マルバス先生もお疲れ様です
どれ飲みますか？』
ダリはまだ出入り口で賑やかなみんなをぼんやりと眺めていた。
Aをなんとなく目で追ってしまう。
ビュッ！
カムカムの竹槍が目の前に伸びて来た。
「うわっ！？」
カム「ご休憩しろ！」
竹槍の先にはドリンクの入ったカゴが揺れていた。
「やぁ、ありがとう」
ブラックコーヒーを手に取った。
カゴがまだ下がらない。
「ん？まだくれるの？」
カム「？
何本でも構わないが
ブラックコーヒーとデカフェのオレはセットでいつもお買い上げする」
「あ・・・ああ！ハハハ！いただこうかな」
カム「売店の物
お金払わないと手に入らない
好きな女
口説き続けないと手からこぼれる」
「本当だねぇ」
カフェオレを手に取りながら苦笑いした。
手には取ったものの先陣を切って取り仕切るAはなかなか手が空かない。
ダリ先生、これは経費で落ちません�将� 事実編9→←ダリ先生、これは経費で落ちません�将� 事実編7
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジア(プロフ) - めめさん» 才能ですね笑、次回はご本人登場のはずでございます。よろしければお付き合いくださると嬉しいです♪ (10月17日 21時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - ヲ先輩の登場してないのにキモい(褒め言葉)のは最早才能ですよね（笑）とっても大好きです♡ (10月16日 22時) (レス) id: faa0bf0b2b (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - めめさん» うわぁぁぁ熱烈なコメントありがとうございますっ！とても嬉しいです！そうなんですヲ先輩登場していないのにキモさがとどまらないんです笑…応援ありがとうございます！おかげで頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (10月16日 21時) (レス) @page50 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - うわぁぁぁ！！！好き好きです！！！（唐突な告白）ヲ先輩尊いキモさですね、、！！陰ながら応援しております、頑張って下さい！！ (10月16日 0時) (レス) id: 4aecca5e81 (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» ご感想ありがとうございます!長いので…なんでもいいから文字が読みたい時使っていただけたら幸いです。キリヲ君まで存じて下さるとは…笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (10月7日 22時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジア | 作成日時：2023年8月25日 22時
