アリスの宝物�将宗＿礎祐冓�8 ページ11
一目惚れでないなら
直感は根拠ある気持ちなのだろうか。
レ「何が違うかと問われれば
答えはできないがその必要もない
直感は思考を介さんわけではない」
ラ「そそそ！ちゃんと考えたよ
かわいいし
俺と楽しく過ごしてくれそうだし
声も好きだなぁ
あと強いて言うならー…ニオイッ
イルマちゃんとお揃いの香水じゃなくて…体臭？」
レ「分かるが…言い方を選べ」
イ(すごい効果だな…
ラズベリィ君は飛びついただけ
レイヂ君は…腰を曲げて近くで話してた
問題児のみんなより早い
あの瞬間で気づく悪魔は気づいちゃうんだ)
レイヂがソファ席から立ちAの横に来て
後ろ手に組んだまま屈んで首元に鼻先を寄せた。
Aは最近よくされるな…と感じながら硬直しつつ耐えている。
膝に置いた柔らかい手をレイヂがとった。
レ「常に私を穏やかにするだろうな
悪魔が望む伴侶とは言い難いが
凌駕するのが"直感"だ」
その距離感にオペラが一歩踏み出した途端ノックの音がした。
全員そちらを見ると魔界塔の職員が頭を下げ入室している。
職員「A様
ご案内致します」
『はい』
オ「イルマ様、こちらでお待ちください」
イ「お願いしますね！
Aちゃん、何かあったらすぐ呼んでね」
入間が駆け寄ってレイヂと反対側の手を取った。
ラ「む、もう手が余ってない！」
レイヂは熱視線だけを送りそっと手を離した。
《エリザちゃんが言ってた…モテ期…？》
アプローチの嵐で
高揚している自分に気付き
勘違いするなと心の中で頭を振った。
オペラと広い部屋のドアに着くと
職員の目線がオペラに向かう。
職「お出迎えの方がお見えですのでご不要かと」
オ「アムリリス様ですか？」
職「・・・」
オ「お会いしても？」
職「もちろんでございます」
少年たちも疑わしく思うも
退室時にAが一礼すれば
安心させる様に笑顔と熱視線で見送った。
部屋を出て出迎えを一目見たAは
満面の笑顔を咲かせた。
後に続くオペラがその表情に驚きパッと出迎えを見る。
？「なんだレディが出てきたな
お淑やかにする様に習ったのか？
飛び込んできてくれるもんだと期待したが」
我慢できなくなったのか
Aがトトッと駆け寄って
出迎えの胸に飛び込んだ。
？「ハハっ息災そうだな
ご苦労さん」
彼がオペラに目配せして労った。
"退がれ"の意味。
オペラはひとまず頭を深々と下げた。
『ご無沙汰しています
バール様！』
�境召愨海�
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ジア(プロフ) - めめさん» 才能ですね笑、次回はご本人登場のはずでございます。よろしければお付き合いくださると嬉しいです♪ (10月17日 21時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - ヲ先輩の登場してないのにキモい(褒め言葉)のは最早才能ですよね（笑）とっても大好きです♡ (10月16日 22時) (レス) id: faa0bf0b2b (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - めめさん» うわぁぁぁ熱烈なコメントありがとうございますっ！とても嬉しいです！そうなんですヲ先輩登場していないのにキモさがとどまらないんです笑…応援ありがとうございます！おかげで頑張れます！今後ともよろしくお願いします！ (10月16日 21時) (レス) @page50 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
めめ - うわぁぁぁ！！！好き好きです！！！（唐突な告白）ヲ先輩尊いキモさですね、、！！陰ながら応援しております、頑張って下さい！！ (10月16日 0時) (レス) id: 4aecca5e81 (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» ご感想ありがとうございます!長いので…なんでもいいから文字が読みたい時使っていただけたら幸いです。キリヲ君まで存じて下さるとは…笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (10月7日 22時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジア | 作成日時：2023年8月25日 22時
