虎杖の怪力、恐るべし ページ5
ー伏黒sideー
次の日、杉沢第三高校へ潜入した
……何だこのラクビー場…死体でも埋まってんのか?
呪霊自体はデカいが 目は合わせてないし、今のところ害は無い
「……はぁ さっさと回収しないとな クソッ、気配がデカすぎる」
直ぐに隣にあるようで、遥か遠くにあってもおかしくない
「これじゃ潜入した意味がまるでねぇー……」
特級呪物 厄介すぎだ
「死体でも埋まってんのか?だとしてもこのレベルがウロつくなんて.......
恐らく2級の呪い、例の呪物の影響か?気は進まないが一度学校を閉鎖して
呪いを祓った後探すしか」
モブ「こっちだこっち!早くしろ!陸上部の高木と西中の虎杖が勝負すんだよ!」
「種目は、砲丸投げ!」
「14m!!」
「スゲー高木全然現役じゃねーか!どーする虎杖!」
「ねぇ……虎杖って有名なの?」
佐々木「眉唾だけどSASUKE全繰りしたとか、ミルコ・クロコップの生まれ
代わりだとか ついたあだ名が”西中の虎”……ダサくない?」
虎杖「ねぇねぇ、投げ方良く分かんないんだけど……適当でいい?」
「ん?まあこの際それでファウルはとらん!」
「おっし!俺の勝ち!」
「虎っていうよりゴリラじゃない?」
「ピッチャー投げだったな」
「じゃっ先生!俺用事あっから、ナイススローイング!」
「虎杖 アンタ別に無理してオカ研残らなくてもいいのよ?」
と、佐々木は虎杖にさりげなく言う
「え(・∀・)」
「運動部の方が才能発揮できるんじゃない?」
「いや、色々あって5時までには帰りたいんだよね……でもウチ全生徒入部制じゃん?
そしたらさぁ」
「何もしなくていいのよー、幽霊で良いのよー、オカ研だけに!」
「つーか先輩ら俺いないと心霊スポットいけないじゃん、怖いの好きなくせに」
「う…好きだから怖いのよ」
「先輩らが良いなら居たい 結構気に入ってんだ オカ研の空気」
「そういう事なら私は別に……
「(凄いなアイツ呪力無しで 禅院先輩と同じか……見てる場合じゃなかったな)」
「ああっ!もう半過ぎてんじゃん!!急げー!!」
その虎杖が俺の横を通り過ぎる瞬間、伏黒は物凄い呪力を感じた
「!!!(呪物の気配!明らかに強くなった!)オマエ!…って速すぎんだろ!!」
「アイツ50m3秒で走るってさ!車かよ……」
「悠仁、最後に言っておきたい。オマエの両親の事だが」
「いいよ興味ねーし!」
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作者名:神樂颯稀(Macoron) | 作成日時:2021年9月29日 19時