器として、覚悟を決めろ。 ページ16
場所は変わり、霊安室
虎杖は
「宿儺が全部消えれば……呪いに殺される人も少しは減るかな」
「勿論」
虎杖は宿儺の2本目の指を飲み込む
「クッ……ククッ」
一瞬だけ宿儺の紋様は出たもの、完全に宿儺とは入れ替わらなかった
「……まっず、むしろ笑えてくるわ」
「(確定だね 肉体の耐性だけじゃない宿儺相手に難なく自我を保てる……
千年生まれてこなかった
「どったの?」
「いや 何でもないよ 「覚悟は出来た」ってことで、いいのかな?」
「……全然 何で俺が死刑なんだって思ってるよ でも呪いは放っておけねえ
本当めんどくせえ遺言だよ 宿儺は全部喰ってやる、後は知らん」
「
オマエは大勢に囲まれて死ね
祖父の遺言は、虎杖にとって強制的になったのか、虎杖自身は
秘匿死刑の身でありながら宿儺を見つけ出す事を選んだ
この日、この時、虎杖は呪術師としての1歩を踏み出す事となった
彼は、彼らはまだ知らない
この道の先に、想定外の地獄が広がっている事を_______
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作者名:神樂颯稀(Macoron) | 作成日時:2021年9月29日 19時