またここに ページ9
ただ、決められた言葉しか言ってくれない事にイライラする
俺のいる個室から出ていこうとする彼女の腕を咄嗟に掴んだら
小さく声をあげた
「痛っ…」
俺が誰なのか分からないから？
俺が酔っ払いか何かに思えるから？
だったら全部取ったら…っ
掛けていたサングラスに手をかけようとしたら
『…ジェジュンさん、先日の事はお気になさらずに』
ＪＪ『!!…』
あ…
知っていたんだ。
俺が誰なのかも…
トクンッ
あれ？
何で？なんでこんな些細な事がすごく嬉しく感じるんだろ…
ＪＪ「あ…あの、ほんとうにごめんなさい。きのう、マネージャーにおこられました。
ここにきてみたかったんです。でもー…そのせいで めいわく、かけました」
昨日、寝る前に必死になって
日本語の本を見ながら
言う言葉を覚えたけど…
ちゃんと言えてるか、すっごい不安
『大丈夫ですよ。でもこれからはちゃんとスタッフさんと一緒に来てくださいね♪それと私には日本語じゃなくて大丈夫ですから♪』
弾けるような笑いを向けてくれる彼女に
俺は一瞬見惚れてしまっていた
ＪＪ『…あ、ありがとう///あの、名前…何ていうの？』
『え？私ですか？私はAです』
ＪＪ『A…』
名前の意味とか分からないけど、響きのいい名前だと思った
『あ、今日のおすすめは店長が久しぶりに腕を振るったサムゲタンとキンパです♪』
屈託のない笑みを見ていると
“彼女の笑顔を見れるなら、またここに来てもいいかもしれない…”
そう思った
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ユル☆(プロフ) - ひろさん» ほんと付き合ってるなら、なんで？ですよね(苦笑)でも理由があるんですよ〜＞＜ (2013年3月19日 8時) (
レス) id: d4d165f5b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - ｱﾀｼも読みながら…なんで？って声に出しててビックリした。話に引き込まれたよ(>_<)ゞ (2013年3月18日 17時) (レス) id: 471c50a7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2013年3月16日 14時
