こんなに側にいるのに ページ44
JJ「ほらっつっ立ってないで座れよ」
「…もう寝る」
そう言ってもう一部屋に入る襖を開けると、もう布団の準備がされてあって
二つの布団が隙間なくくっついて敷いてあった
「なっ！なんでこんなにくっついてるの？！」
JJ「別にいいじゃんそれぐらい・・・」
「よくない！」
布団の横を持つと２つの布団の間に隙間が空くように引っ張って
その後、もっていたタオルをその間に置いて
それを指差しながら
「これでよし！絶対こっちに入ってきたら駄目だからね！」
JJ「――――はいはい。明日も早いからもう寝るぞ」
「うん、じゃぁおやすみ。絶対入ってきたら駄目だからね！」
JJ「・・・・・・」
そこまで言われると…
さすがに悲しくなってくるんだけどな
通路側が俺で窓側がA
通路側を向いて携帯をいじっていると
しばらくしてAの寝息が聞こえてくる
JJ「……はぁ」
寝れねー…
あれだけワーワー言ってたのに、良く寝れるよ…
Aの寝ている方に身体を向きを変えようとしたら
JJ「！！わっ」
すぐ目の前にAが
JJ「……どんだけ寝相悪いんだよ」
俺の布団のとこまで転がってくるとか…
「クシュンッ」
くしゃみをした後身体を丸くする姿が猫みたいに思えた
JJ「・・・・・」
これくらいいいよな？…
そっとAの首の下に腕を伸ばして自分の布団の中に引き寄せると
シャンプーの匂いとAの甘い香りが…
こんなに近くにいるのに
Aの心に触れる事は出来ないんだよな？
俺達はそのまま一緒の布団で一夜を明かした
朝になってAが大騒ぎだったのは言うまでもない…
俺は知らないッ!!
Aの寝相が悪いのがいけないんだから
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ユル☆(プロフ) - ひろさん» ほんと付き合ってるなら、なんで？ですよね(苦笑)でも理由があるんですよ〜＞＜ (2013年3月19日 8時) (
レス) id: d4d165f5b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - ｱﾀｼも読みながら…なんで？って声に出しててビックリした。話に引き込まれたよ(>_<)ゞ (2013年3月18日 17時) (レス) id: 471c50a7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2013年3月16日 14時
