本当の姿 ページ30
ＪＪ「はいっ出来たよ！」
話を逸らすように声を出すと
Aもしばらく疑いの目をしていたけど
「ありがと…あっお茶持ってくるね」
何もなかったように笑ってみせるAに
少しだけホッとした
Aはやっぱり強い
そうさせてるのはジョンフンさんと付き合ってるから？
ケガしてるんだから無理しなくていいのに
って思いながらもAの様子を見ていたら
部屋の隅に常備されているポットと湯呑に向かってお茶を作っていた
「ほんとごめんね？せっかく来てくれたのに…」
湯呑を持つAの手が震えていた
ＪＪ「!?…A？」
「あ…手が…、やだな…変なのっ……」
湯呑を置くと震える手を反対の手で震えを押さえようとするけど
震えは反対側の手にも出ていた
“違う
Aは強いんじゃない
ただ、強いフリをしているだけで
本当は…
すごく弱いんだ”
ＪＪ「―――Aっ」
ほっとけなくて抱き寄せてしまった
「!!?ジェジュン…？こんなっ…また誰かに見られたら―――」
ＪＪ「放っておけるわけないだろ！？」
「―――ジェジュン……っ」
声を振るわせながら俺の名を呼ぶAの声に
胸が締め付けられる
「怖かった…怖かったよっ……」
初めて…俺に弱音
吐いてくれた
ＪＪ「―――ごめんっ…もう大丈夫だから…俺が守るから―――」
抱きしめている腕に力が入る
俺も今よりも強くなるから
Aをもう
二度と傷つけないためにも…
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ユル☆(プロフ) - ひろさん» ほんと付き合ってるなら、なんで？ですよね(苦笑)でも理由があるんですよ〜＞＜ (2013年3月19日 8時) (
レス) id: d4d165f5b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - ｱﾀｼも読みながら…なんで？って声に出しててビックリした。話に引き込まれたよ(>_<)ゞ (2013年3月18日 17時) (レス) id: 471c50a7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2013年3月16日 14時
