イライラ ページ13
あんなことをしたことなんてすっかり忘れた頃
久しぶりにようやくAの店に行けることになって
嬉しい気持ちいっぱいで店に向かったら
店の前にAの姿を見つけた
お？もしかして俺のこと待ってた？
なんて思いながら軽い足取りで
近づいていくと
Aが携帯で誰かと話しているのが分かって声をかけるのをやめた
「――ｼﾞｪｼﾞｭﾝさんの事を誤解して…っ」
ＪＪ「!!…？」
何…？何の話してんの？
俺が何？誤解って何？
何の話をしているのか一向に分からないまま
彼女は電話を切ると蒼白した表情のまま
俺に気付くことなく店の奥に入っていって
出てきたかと思ったら
服を着替えていた
外にいた俺にやっと気付いたAは驚いた顔をしたけど
そのまま何も言わず俺の横を通り過ぎようとするから
ムっとして
つい思ってもないことを口に出していた
ＪＪ「どこ行くんだよ!?…せっかく会いにきてやったのに」
“来てやった”って…俺何様だよ…っ
「ごめん、今から急に韓国行く事になったから…」
ＪＪ「――ジョンフンさんに会いに行くの？」
「!!」
イライラ…悶々…
頭ん中がぐちゃぐちゃする
ＪＪ「俺でいいじゃん…」
「え？」
ＪＪ「え？あ…っ」
思わず自分の口を手で押さえる
心の中でつぶやいたつもりだったのに…口に出してしまっていた
「――ごめっ」
そう言い残して、Aはちょうど通りかかったタクシーに乗り込んで去っていった
ていうか…今
さらっと俺…フラれた？
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ユル☆(プロフ) - ひろさん» ほんと付き合ってるなら、なんで？ですよね(苦笑)でも理由があるんですよ〜＞＜ (2013年3月19日 8時) (
レス) id: d4d165f5b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - ｱﾀｼも読みながら…なんで？って声に出しててビックリした。話に引き込まれたよ(>_<)ゞ (2013年3月18日 17時) (レス) id: 471c50a7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2013年3月16日 14時
