みんなお前が大好きだってこと！(仮)【鬼滅の刃】 (ページ14)

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信念と情炎と情愛と。①【現代】~煉獄side~ ページ14

俺が仕事を終えて自宅へ帰ると、見覚えのあるハイヒールが玄関に並んでいた。

Aが来ているのかと嬉しくなるが、薄暗い部屋には電気がついていない。

不思議に思いながらも部屋へ入ると、リビングに置かれたソファーで恋人がぐっすりと寝入っている。

毎日の学校に加え、病院での実習にバイトに試験勉強。

最近のAは、かなり疲れているんだろう。

愛おしい彼女の乱れた髪をそっと整え、その唇にキスを落とす。

起きるまでこのまま寝かせておいてやろう…

そう思う俺の目が、否応なしにAの身体に引きつけられる。

狭いソファーで寝返りでも打ったのだろうか。

目の前の彼女の姿は胸元が肌け、スカートは捲れ上がっている。

男を煽るには充分だ…

少しだけ、その身体に触れてしまおうか。

そう思う気持ちを押し込めて、俺はAの傍らに座る。

触れられずとも、この白い肌も、淡い唇も俺のものだろう…
そう言ったら、彼女は何と返すだろうか。

そんな事を考えてながら、俺は自分のベルトを外し、疼き出す己に手を伸ばす。

はだけた衿元から覗く柔肉を掬い、スカートから伸びる太腿のその奥に触れたら、Aはどんな反応を見せるだろう。

未だ見る事のできない彼女の姿を想像して扱けば、熱がどんどんと押し寄せてくる。