114 ― 誕生日プレゼント ― ページ37
「疲れた・・・。」
力尽きて潤の隣に寝転べば、
潤が私の方を向いて労わる様に私の髪をなでる。
最初の方こそ恥ずかしくて遠慮がちに動いてたけど、
なんかもう潤にあおられて途中から理性飛んだよね。
J「ありがと。
すっげー気持ちよかった。
Aに愛されてる！っていっぱい感じたよ。」
「もぉぉ、恥ずかしいからそういうこと言わないで！」
J「恥ずかしがらせてるんだよ！(笑)」
こいつはもうっ！
クスクス笑ってる潤の腕をひっぱたいた。
J「ぃって！
なんでいちいちそんな可愛い反応すんだよ！
俺が元気なら次のラウンドに突入してるとこだぞ！
・・・今日はさすがに無理だけど。
続きはまた今度ね、ごめん。」
「充分だってば！」
J「またまたそんなこと言っちゃって！
足りないくせに、素直じゃないなぁ。」
潤が私を抱き寄せて、唇の端にキスをした。
確かに疲れてるけど、まだ潤のぬくもりを感じていたい。
潤の胸に顔をうずめて抱きついた。
トクトクトク
普通の人より少し早い鼓動が伝わってくる。
この音を聞いてると安心するんだよね。
潤は私の髪をもてあそんでる。
J「ね、A。」
「ん？」
J「俺、欲しいもんあるんだけど。」
「なに？ お誕生日のプレゼント？
高いものは無理だからね！」
潤が使ってる腕時計、お値段8ケタなの知ってるよ。
私のお給料じゃ絶対無理！
J「そんなもんいらねーよ。」
「じゃ、何？」
J「まずはねー、Aが今日持ってたうちわ！
あれ、もういらねーだろ？」
「うちわ？！
確かに『36歳のお誕生日おめでとう！』は再利用できないけど、
あんなのでいいの？」
J「ん。 あれが欲しい。」
100均で買ったうちわにプリンターで印刷したもの張り付けてデコレーションしただけだけど。
ま、気持ちをこめて作ったものであることは確かだ。
「分かった。 東京に戻ったらあげるよ。」
J「やった！！
後はね・・・。」
さすがにあれだけじゃ足りないよね。(笑)
「後は？」
J「Aが二度と俺から離れていかないように、
Aの未来、全部俺にくれないかな。」
「な・・・っ？！」
それって！！
びっくりして潤の目を覗き込んだ。
.
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なな♪(プロフ) - madelaineさん» ありがとうございます。<(_ _)> 楽しんで頂けて嬉しいです。 次のお話も楽しんで頂けるといいなぁ。*^-^* こちらにお知らせ入れますので、もう少しお待ちください！ (2020年10月26日 14時) (
レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
なな♪(プロフ) - りえさん» ありがとうございました！ 私の場合、お話を書きたいというよりは、潤君を幸せにしたくて書いてるだけなので、私の作品はすべてハッピーエンドです。(笑) 次のお話もこの続きなので、もう少しお待ちください！(^o^)/ (2020年10月26日 14時) (レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
なな♪(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！*^-^* 37歳のハピバもこちらの二人ですので、もう少しお待ちください。←まだ下書き真っ白だけど(笑) 頑張りまーす！p(^-^)q (2020年10月26日 14時) (レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
なな♪(プロフ) - mominoさん» 最後までお付き合い頂きありがとうございました。*^-^* 楽しみにして頂けて嬉しいです。(≧▽≦) 37歳のハピバもこちらの続きです。もう少しお待ちくださいね！(^o^)/ (2020年10月26日 14時) (レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
madelaine(プロフ) - とっても楽しみに拝見していました。次のお話も待ってます。 (2020年10月14日 20時) (レス) id: 150f776925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nana2011/
作成日時：2020年3月11日 20時
