111 ― すれ違いの真相 ― ページ34
J「あー、ごめん！
俺がロス行ってた時でしょ？」
「うん、後から桜さんに教えてもらったよ。」
J「Aの携帯をおいてくか、置手紙してけば良かったね。
あの時にはさ、もうAは俺のうちには来てくれないのかと思ってたから・・・。
帰ってからAが来てくれたことに気づいてめっちゃ後悔したよ。」
「私も朝まで潤が帰ってこなくて。
潤がロスに行ってるなんて知らなかったから
なにげにすごいショックで・・・。」
J「何？ 俺の浮気疑ったの？(笑)」
「だって、潤が私とのことはもう終わったと思ってるなら
他の子と朝まで過ごしたって浮気でもなんでもないじゃん！」
J「アホか！
そんな簡単に好きな女、変わるわけねーだろ！」
「うん、私の勘違いだったってすぐに分かったけど。」
J「なのに、なんであれっきりうちに来ないんだよ？！」
「行こうとしたよ！
潤のマンションの前まで行ったよ！
でもその時にね、私が潤の部屋を見上げてるところを
張り込んでた記者に見られちゃったの。」
J「え？」
「多分写真撮られてないとは思うんだけど、その人、私に向けてカメラ構えてて・・・。」
J「は？」
「すぐにやばいと思って逃げ出した。
ファンの子たちが休止の発表で動揺してる時に、熱愛発覚なんて最悪だから！ 」
J「マジか・・・。」
「また同じ記者が潤のマンションの前で張ってるかもと思ったら怖くて近づけなかった。」
J「それが原因か！」
「それとね、潤と会えない間に大野さんの元ファンの子のブログを見ちゃったの。
アイドルにとって恋人の存在が世間にバレることが
どれだけファンの子達を傷つけることになるのか、初めて自覚した。
私が原因で潤がファンの子達にあんなにひどく叩かれるくらいなら、
別れた方がマシだと思った。
今は大事な時だから、潤の足をひっぱりたくなかったの。」
J「俺のためか・・・。」
ギュッと強く抱きしめられる。
苦し気な震える声に私まで胸が苦しくなる。
「あんなの、カスハラ以外何物でもないけど、
それでも潤が傷つけられるのを私は見たくない。」
J「ちょっと待って！
だから俺とやり直す気はないとか言うなよ！
俺、そんなの最初から覚悟してるから！」
潤は焦ったように私の言葉を遮った。
.
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なな♪(プロフ) - madelaineさん» ありがとうございます。<(_ _)> 楽しんで頂けて嬉しいです。 次のお話も楽しんで頂けるといいなぁ。*^-^* こちらにお知らせ入れますので、もう少しお待ちください！ (2020年10月26日 14時) (
レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
なな♪(プロフ) - りえさん» ありがとうございました！ 私の場合、お話を書きたいというよりは、潤君を幸せにしたくて書いてるだけなので、私の作品はすべてハッピーエンドです。(笑) 次のお話もこの続きなので、もう少しお待ちください！(^o^)/ (2020年10月26日 14時) (レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
なな♪(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！*^-^* 37歳のハピバもこちらの二人ですので、もう少しお待ちください。←まだ下書き真っ白だけど(笑) 頑張りまーす！p(^-^)q (2020年10月26日 14時) (レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
なな♪(プロフ) - mominoさん» 最後までお付き合い頂きありがとうございました。*^-^* 楽しみにして頂けて嬉しいです。(≧▽≦) 37歳のハピバもこちらの続きです。もう少しお待ちくださいね！(^o^)/ (2020年10月26日 14時) (レス) id: 6f76462c2d (このIDを非表示/違反報告)
madelaine(プロフ) - とっても楽しみに拝見していました。次のお話も待ってます。 (2020年10月14日 20時) (レス) id: 150f776925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nana2011/
作成日時：2020年3月11日 20時
