episode 4 ページ4
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結局ソクジンを家に上がらせてしまってから3時間程が経過して
「お風呂、もし良ければ先に入っちゃってください」
「服はカゴに入れてバスタオルとかと一緒に置いときます」
そう言うとペコッと頭を下げてスリッパをパタパタ鳴らしながら向かった
すると突然戻ってきて
JN「お風呂ってどこですか…？」
あーそっか、、教えてあげなきゃ分からないか
「こっちです、」
明らか私より背はでかいのにやたら可愛い
「ここです、私今から歯ブラシとか晩ご飯の材料買ってくるので何かあればこれ追加して連絡ください」
それだけ渡して私は家を出た
私27にもなってなんでこんなことしてるんだ？
周りが結婚やら出産やらでめでたいというのに、、私は婚活パーティー惨敗して見ず知らずのイケメンを家に入れて今歯ブラシとかを買いに行ってる……
「どう考えたって私はぶっ飛んでる、、」
近くのスーパーで歯ブラシと晩ご飯の材料を選んでると
ピンコンっ♪
JINソクジンです!お風呂ありがとうございます…!今どこいますか?
へえ、律儀だなあ。
夏帆今、マンション降りてすぐのスーパーです。何か欲しいものでもありますか?
そう送ったのに返事は来なくてそのままレジにものを通して袋に詰めた
「ちょっと買いすぎちゃったかな」
荷物を持とうとすると横からヒョイっと荷物が視界から消えた
「え！？」
JN「迎えに来ました！」
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作者名：叶芽 | 作成日時：2019年11月4日 12時
